2018年10月23日火曜日
万振りしては行けないんですか?
Question
ゴルフって万振りしては行けないんですか?
Answer
はい、思い切り振ると色々とあちこちがおかしくなります。
まず、バランスが崩れる事で軌道がズレて当たらなくなるのですが
それだけではなく、効率が悪くなったり怪我をしたりします。
フルショットは8割の力で振れとその昔から言われているように
これは教科書になっており、今でもそれは変わりません。
そこでおかしいと思われる方がおられるかと思います。
タイガー以来の進化したモダンスイングは思い切り振っている
ように見えるからです。
しかし、西洋男子の進化した打法は、HSを上げるための動きを
数多く組み込んでいるがために、全身の筋肉を使う事で、一部の
筋肉だけをフルに使っている打法ではありません。
同じ飛距離を出すにも、2ヶ所の筋肉を100%使うのと、10カ所
の筋肉を4割しか使わないのでは安定感が違います。
本人は半分以下の力で振っているとしか感じない事だけではなく
それらの筋肉には余裕があって、よりスムーズに楽に動く事が
できるのです。
飛距離を出すのは7割が技術で3割が筋肉だと言われています。
ところが、全身を使った飛ばしの技を15種類入れて振っている人
の場合には筋肉量は少なくても飛ばす事ができます。
この全ての技を200Yの飛距離の人が組み込むと300Yになる
だけのHSが出るという事です。
逆に飛ばしの技が少なく4種類で同じ飛距離を出している人の
場合は、それに使う筋肉を強化すれば飛距離が伸びるのですが、
それらの筋肉は限界まで使って危険な状態になります。
理想は飛ばしの技を全て組み込んで、それぞれの動きを半分以下
に抑えて300Yキャリーで飛ばす事です。
それらの動きを全てマックスにすると400Yは飛ばせるだけの余裕
があるのにも関わらず、意図的に力を落として打つのです。
質問者さんはご自身が使っている筋肉だけで飛ばそうをされている
かと思います。
それが300Yに達しないがために、思い切り振りたいのだという事
なのでしょう。
この場合、飛距離を伸ばすには飛ばすための技を知る必要があります。
日本にはまだそれほど多く入っていませんので、今使っている筋肉を
一生懸命に強化して飛距離を伸ばしているのが日本のゴルファーです。
もちろん、それぞれの筋肉を強化するのは良い事ですし、技にも筋肉
にも限界がありますので、どちらも伸ばす必要があります。
タイガー打法だけでも10~15種類の飛ばすための技があります。
それらを習得する事が最も早くそしてより飛ばす方法です。
ただ、それらの技をマックスで組み込むと腱や靭帯を損傷するだけの
負荷が掛かりますので、5割以上は絶対に入れないようにして下さい。
ミクシーのバーチャル・ゴルフ教室にはそれらの動きのメカニズム
が解説されていますので参考までに・・
http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003
ラベル:
フルスイング
0 件のコメント :
コメントを投稿