2018年10月31日水曜日

カチカチバンカーの打ち方とは?


Question

カチカチのバンカーの時、どう打ちますか?
普通のバンカーのようにバンスを使って打ちますか?
ベアグランドからアプローチするように打ちますか?


Answer

バンカーは砂の質が色々とあって、それぞれに合わせた打ち方が
あります。

カチカチという表現も何種類かあるかと思います。
それはその砂質が雨になると重くなって固まるような場合、また、
もともとベアグラウンドで砂よりも土に近いバンカーの場合、そして
コンクリのような土の上に砂があるのですが、わずか5mm程度で
足場にはかなり厚く砂が入っていて分からない場合です。

もともとベアグラウンドのように土が硬くてとてもクラブが入って
行かないように見えるところは、最初から処置する事ができます。

この場合には二種類の打ち方があります。
一つはバウンスを使わずに1cmほど前にリーディングエッジの歯を
立てて打ちこんでしまう方法です。

そしてもう一つはクリーンに打つ方法です。
この場合の問題は高さです。
球を右に置いた打ち込みショットの場合にはロフトが立つのでアゴ
が高い場合には高さが足りなくなる事もあります。

ただ、砂がなく土のようなバンカーは河川敷や安いショートコース
などが多いために高級な本コースしか行かなければ問題はない
でしょう。

次に雨によって固まる砂質です。
軽く振っただけなら表面だけで下は柔らかいので良いのですが、
砂全体が濡れて締まってしまう場合があります。

この場合は普段のショットなら球の5cm手前にクラブを入れるのを
3cmとか2cm手前に入れて同じように打つと同じ距離で打てます。
これは球を置く位置を変えるだけで良いのでシンプルです。

ただ、問題は打ってみないと分からない事です。
ラウンド中に雨になった場合、締まり具合が分からないので、事前に
練習したりができない場合はスタンス時の足の感覚で想像するしか
ありません。

一番厄介なのがふわふわの砂の下がすぐベアグラウンドだったり
しかも足の下は砂が沢山あるのに、球のところだけ薄い場合です。

いくらスタンス時に足を埋めて確かめても砂しかないのにです。
この場合はバウンスが弾かれてトップする事があります。
もう、こうなると運の問題で、バンカーに入れないようにするしか
ありません。

ショットが安定してくるとほとんどバンカーには入らなくなります。
するとバンカーの練習をあまりしなくなって下手になり、いざ入った
時には焦る事もあります。

ラウンド前や練習ラウンドでは必ずバンカーの砂質を見て、練習して
おきましょう。




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