2018年11月10日土曜日

左手の親指が痛い


Question

ダウンスイングのとき、左手の親指がクラブにつっかえて痛くてコック
しづらいんですが、掌側に曲げるとこうなっちゃいませんか?
でも甲側に曲げるのは違うんですよね?
どういうことなのでしょう??
ダウンスイングの時左手の親指はどうなっているのが正解なのでしょうか?


Answer

ダウンスイングでは左手がガイドとなって球に向かって降りて来ます。
その際に親指によって引っ張ってきますので怪我をする事が多く
それをどう回避するかが課題です。

クラブは引き寄せをしながらコックを最大に深めてV打ちをします。
この際に左手首を平側に曲げてフェイスをクローズ状態で落として来て
打つのが現在の主流です。

腰の回転によって肩の回転に勢いが付き、左腕がクラブを引っ張って
方向を決めるのですが、実はパワーを出すのは右手です。

もちろん右手も球に向かって落として来るのですが、まずグリップエンド
で球の辺りを突き刺し、直後にヘッドで4時半方向に突き刺します。

両手の作業になりますので、左手だけで振っていたり、左腕でパワーを
出そうとしていると親指をすぐに傷めます。

この場合は右腕での引き落としによって左手の負担を減らし、バランス良く
両手が使えるようになると良いかと思います。
痛みはなかなか消えないと思いますので、左の親指をカバーするように
右手を強くしてクラブがズレないようにすると良いでしょう。

ただ、傷めてしまってなかなか治らない場合には、左手の親指を使わずに
打つ事が可能です。
普通に握って、左の親指を抜いて野球のバット握りをすると良いのですが、
最初は慣れないと手の中でズレますので、しっかりと握って振る練習が
必要です。

この親指を使わない打ち方に慣れると、痛みが消えてから親指を使っても
負担の掛からない振り方ができると思います。




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