2018年11月17日土曜日

手首が甲側に折れてしまいます


Question

ゴルフのアイアンで左腕の回旋ができず、左肘が引け飛距離が出ません。
左手の甲がインパクト時に甲側に折れてしまいます。
何か改善をご教授頂けますでしょうか?当方右打ちです。


Answer

左肘を抜いて打っているとの事ですが、寄せで使う方向出しの打ち方を
していると言う事だと思います。

フェイスを返さないでそのまま目標方向に向けたまま押し込みをするのは
ほとんどが短距離です。

しかし、インテンショナルにスライスやフェイドを打つ場合や、絶対に左に
行かせないという場合には中距離でもフェイスを返さない事があります。

質問者さんは恐らくその打ち方しかできないのだと思いますが、それは
必要な打ち方ですので、そのまま精度を上げると良いでしょう。

ただ、フェイスは返した方が飛距離は出ますので、しっかりと返す練習が
必要です。
また、左手首が甲側に折れないように打つ練習も必要です。

このようなできない動きはどうするかです。
できる人にしてみれば何と言う事なく簡単なのですが、なぜそれができない
かです。

人は生れた時には何一つできません。
ところが1歳頃には二本足で歩けるようになり、その後は走る事もできる
ようになるのです。

それまでに何年と掛かりますが、健常者であればそれを難しい事だとする
人はまずいません。

一つの動きを覚えるのに何年も掛かるのが人間だと言う事で、それまでは
間違った動きが出たり、忘れたり、ミスがでても仕方がないのです。

歩く事が難しいか難しくないかと言う問題ではなく、どれだけ練習したかで
できるかどうかは決まります。
どうしてもできない、と良く言うのですが、では毎日なぞりやスローを60
回21日間やったのでしょうか? 素振りの1万回はやりましたか?
3年間、毎日その動きを練習したのでしょうか?

まずは努力をしましょう。
左手首が甲側に曲がるのは手首の角度を維持する力を抜いている事が原因の
一つです。
手首は柔らかくと言うイメージでその方向まで緩めていると言う事です。

左手首は親指側にはコック、アンコックという形で自由に動かなければ
なりません。
しかし、その動きを自由にするために、甲側の方向までが緩んでしまい
なかなかこの一方向だけ緩めるのは確かにできない人が多いのは事実です。

しかし、すぐにできないからと言って自分には合っていないとか、必要ない
などと逃げるのでは成長がありません。
できない事ができるようになる事に達成感があり、充実感があり、成長の
喜びがあるのですから、何が何でもできるようにするんだと言う決意と
努力が必要です。

まずはどんな動きもできない事はない、と前向きに取り組む姿勢が必要です。
地道な事をコツコツトと言うのがゴルフの上達法です。
諦めずに頑張ってください。




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