2018年11月19日月曜日

顔を右に傾けると安定する


Question

顔を右に傾けるととてもスイングが安定するのですが
どういう事なのでしょうか?


Answer

スイングが安定するという意味は命中率が良いと言う事で
ミート率の良い球が連続に出ると言う事だと思います。

この場合、安定している時としていない時の差は軸のブレや体の緩み
が原因していたのではないかと想像する事ができます。

そして、インパクト直線に顔を右に傾けると安定すると言う事は、
恐らく軸がブレていて安定していなかった可能性が大です。

だとすると、インパクトで軸が左にズレていたのを、顔を右にする事で
抑える事ができたために安定したと考える事ができます。

顔の向きや位置などは非常に重要な事なのですが、意外に気にしない
人が多い事に気づかされます。

体重移動をするとどうしても軸が目標方向にズレ易くなります。
かと言って体重移動を辞めるのでは体重が球に乗らず、重力を利用
しない非効率的な打法となってしまいます。

体重移動を辞める事なく、軸がブレない策を考えれば良いのですが
どうしても出来ないのでしたらその場で回転しても仕方がありません。
そうでない限りはしっかりと体重移動をする事で打ちやすく、力も少なく
て済み、非常に効率の良いスイングが可能となります。

この軸が目標方向にズレるのを防ぐためには頭を残す必要があります。
しかし、高速回転打法ではどうしてもズレますので、むしろ右に出す
くらいに力を入れないと体重移動で引っ張られてしまいます。

また、顔を傾けるよりアゴを右前に出す事でより軸が固定されます。
左に引っ張られる分だけ右にアゴを出す事によって、軸が動かなくなり
これを癖にする必要があります。

ところが、顔や頭、アゴなどの固定をしなくても上手く当たってナイス
ショットが出る事が多いので、この軸のブレを気にしない人が多く
なかなか治そうとしないのも事実です。

10球打って1球でも芯を外したら、体の緩みや軸のブレを疑う必要が
あり、体の張りを確認し、軸の固定を意識して連続で10球ナイスショット
がでるまで原因を追究する必要があります。

エンジョイゴルファーはここまでは気にする必要はありませんが、より
良いスコアを目指す方は最初からこの軸の安定を目指しましょう。




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