グリップを太めにしてフックを治したい

Question

フックや捕まりすぎ、手首の返しを防ぐためにあまり費用を掛けず
簡単にゴルフグリップを太めにする方法があれば教えてください。

Answer

フックや捕まり過ぎと言うのはフェイスローテーションが過剰だと言う事です。
これは全てのクラブでの事でしょうか？

アイアンだけでしたら、それは恐らくトップの深さが深過ぎるだけで、浅くすれば
治るかと思います。

もし、全てで深過ぎるのでしたらグリップ（握り方）を確認してください。
親指を真上に置いて、アドレス時に左手の人差し指と中指のくるぶしが見える
程度に握ります。
薬指のくるぶしまで見えるとフックグリップになります。

これらを確認して、それでもフックが絶えない場合には真芯に当たっている
かどうか、さらにしっかりと体重移動をしているかどうかの確認です。
また、ウエイトバランスが軽すぎる、総重量が軽すぎるなど、道具によっても
出る場合がありますので、これら全てを確認してください。

これでもまだフックが出るようでしたら、フェイスローテーションを修正します。
クラブの返しが過剰と判断されますので、インパクトの形を覚えて当ててから
３０ｃｍくらいはフェイスを返さずに真っ直ぐに目標方向にヘッドを押し込んで
それからクラブを返す練習をします。

また、グリップは両手の間隔を狭くしてリストローテーションが過剰にならない
ようにグリップはむしろ細めにします。

太いグリップはそれだけローテーションがしやすくなりますので逆です。
自然にクラブが返り過ぎてしまうのでしたら、それはトップの深さが深過ぎる場合
などですので、太さとは関係ありません。

また、自然に過剰に返るのを抑えるために太くしようとされるのでしたら、それは
非常に非効率ですが、対症療法としては有効的です。

テニスのグリップを巻くと太くなり、またその下に家具用の滑り止めネットを細く
切って巻くとさらに太くなります。
規定は４ｃｍまでは太くできるようですので、球の太さまでは大丈夫なようです。