2018年12月10日月曜日

飛距離を伸ばす方法とは?


Question

先日、ゴルフショップにてドライバーを試打してきましたが、
ヘッドスピードが38台で、飛距離は200~220くらいでした。

せめて平均くらいまではヘッドスピードを上げたいのですが、
何をすれば良いのでしょうか??

当方、30代前半の男、アベレージのスコアは110前後。
ゴルフ歴は5年くらいで、会社同僚と付き合いで年に4,5回
ラウンドするくらいの下手くそゴルファーです。


Answer

飛距離を出すにはヘッド速度(HS)を上げる事、重量を上げる事、
そして、ミート率を上げ、バックスピン量を適正にするなどがあります。

その中でHSが一番重要視されるのですが、実は重量を上げる事
も大切です。

これはインパクト時にどれだけ球を潰せるかという重さをいいます。
何もヘッドの重量だけではなく、押し込みによる重さがありますので
フォローでしっかりと右脚と右手で押し込むという動作が大切です。

また、最近は長尺による軽量化が進み、ヘッド自体が軽くなって
います。
これは極端に考えてみると分かります。

例えばプラスチックのハエ叩きで球を打ってみてください。
どれだけHSを上げても球は飛びません。

逆に遅くても金槌などの重い物で叩くと、球の反発力で飛ぶのです。
したがって、ゴルフのクラブヘッドが軽いと、球の重さに当たり負け
してしまいます。

適正な重量は320cc時代の重さだといいます。
シャフトを短く切って鉛を貼ってもあまり飛距離が変わらないのは
この重量が増えるからです。

バックスピン量はアッパーに打つ事、そしてミート率を上げるには
軸のブレや体や脇などの緩みを減らす事です。

さて、HSを上げると言うのは7割が技で3割が筋肉です。
飛ばしの技はタイガー打法だけでも10種類以上あり、それぞれに
難易度の高い動作が揃っています。

飛距離を出すにはいかに体全体を使うかです。
しかも、タイミングや効率を上げないと出ません。

両脚の蹴り、腰の開き方、バンプのタメ、引き落とし、右腕のスナップ、
レイトヒティング、引き寄せ、突き刺し、後ろ倒し、上げ置き、弓とムチ
平行落とし、腰の逆回転など色々な動作を組み込み、全身の動きでHSを
上げる事ができます。

これらはそれぞれの動きを習得して定着させ、安定させて初めて使える
ようになりますので、同時に筋肉量を増やす事と真面目にそして真剣に
飛ばしの技を組み込めばあと40~80Yは伸びるでしょう。

ただし、飛距離を伸ばせばそれだけ怪我をするリスクが高まりますので、
正しい動きを習い、節度を持って練習してください。




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