2018年12月21日金曜日

なぜコックが解ける?!


Question

8時の時点でもう左手首の角度は120度ぐらいになり、
コックが解けてしまいます。

原因がわからない。
左手首がカット気味に、ダウンスイングに入ってしまって
いるのでしょうか?

それとも、手首が90度意識し、キープしたままインパクト
からフォローに抜ける気持ちで打つのでしょうか?

力は出来る限り入れずに打っています。


Answer

何もせずに普通に振ったら、コックは早く解けてしまいます。
解かない方法で打たなければなりません。

これはヘッドが遠回りしていることになりますので、飛距離もかなり
損していることになります。

さて、ダウンスイングはヘッドの速度を上げるために、まず引き寄せ
という動きをします。
これはヘッドをできるだけ体に近づけながら落とすと言う事です。

また、グリップエンドの突き刺しを言う動作があります。
これはダウンスイング時にグリップエンドを球に向けてヘッドを
落とさずにシャフトをその角度でスライドさせる動きです。
いわゆる球を刺すと言う動作です。

また、右手でクラブを引っ張ったまま下したり、引き落としと言う動作
これはグリップエンドで突き刺す時に右手で引き落とす動作です。

シャフトが体を巻き付くように下す、あるいはヘッドが最短で球に向かう
あるいは、トップから直線で落とすなど、色々なイメージ的な表現をする
のもこのダウンスイングの軌道です。

できるだけ小さな軌道で落とす事によってヘッドは速く落ちてきます。
振り遅れによるスライスなども、これらの動作を組み込む事で解消する
かと思います。

コックをキープしようとすると解けるのですから、逆にダウンスイングで
もっとコックを深くしながら落とすと考えてみてください。
腕や手首のしなりなども使って、時間差(ラグ)を作ることが基本です。・

また、ヘッドを後ろから回して来ると、前から見た時のラグが非常に
大きくなって見えます。
実際にはコックはさほど深くはなっていないのですが、後ろから回って
来る分だけ今度はフェイスローテーションがさらに深まり、勢い良く
最後で一気に解ける事でヘッド速度が上がります。

このコックとローテーションの解放の開始ポイントを遅らせて、出来る
限りの速度で解放すると言うのがレイトヒティングです。

ヘッドが遠回りしないように、コックもローテーションもほどけないよう
両手とシャフトの角度がトップと変わらないように固めて、リリースせず
にヘッドを一切落とさずに素振りをしてみてください。
その感覚をまず覚えて、いつでもリリースできるように訓練しましょう。




0 件のコメント :

コメントを投稿