2018年12月17日月曜日

フルスイングでも腰から下はハーフスイングと一緒?


Question

「フルスイングでも腰から下はハーフスイングと一緒、故にハーフスイングの
練習を沢山しろ」のような記載が良くありますよね。
しかし通常、明らかにハーフスイングの形とは異なると思います。

「フルスイングでも腰から下はハーフスイングと一緒」(的な表現)の真意は
なんなんでしょうか?


Answer

これは打法や教え方によってまちまちです。
ハーフショットがフルショットの半分と言う事ではなく、フルショットに対して
飛距離を抑えたコントロールショットと言う事の意味が一つあります。

フルショットはスピンを効かせて砲台グリーンや競技設定でガチガチに硬い場合に
止める目的があるのですが、打ち下ろしや通常のグリーンではコントロール
ショット、すなわち安全で方向性を重視した打ち方で十分に止められます。

このコントロールショットはウエッジから8番アイアンくらいまでのショート
アイアンで短く握って9時3時のハーフショットで6割くらいの力で打ちます。

これをハーフショットと呼ぶかコントロールショットと呼ぶかの違いはあると
思いますが、正確に確実に寄せるためにはフルショットよりもコントロール
ショットの方がより安全なために、欧米ではごく普通に使われています。

しかしながら、コントロールショットとフルショットは体の使い方が違います。
力具合やテンポまで違いますので、どちらも同じとした指導は、練習用のドリル
や単に体を使わないフルショットを小さく半分に振ると言った類だと思います。

練習の過程として、4分の1スイング、3分の1スイング、ハーフスイング、
スリークォータースイングと徐々に大きくしていってフルスイングの軌道を安定
させるという練習方法や改造方法はありますが、打法によって体の使い方は全く
違いますので、それぞれの打法の型をまず習得する事が大切です。




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