2018年12月7日金曜日

クラブは遊ぶような感覚で使うのかなあ!


Question

ゴルフスイングの基本的な感覚がわからないのですが、今までは、
体全体を使ってその動きの型を固めていくのかなあという感覚で
取り組んできました。
でも、もしかしたらちょっと違うのかな?と。

もっとぶらんぶらんでヘッドの先端の動きを感じながら、手先だけで
振るわけでは無いのですがクラブで遊ぶような感覚で使うのかなあ
とか思ったりしたのですが、間違ってますか?


Answer

スイングは適当に振っても当たったりします。
シンプル打法なら見様見真似でなんとかなるものです。

ところが、ゴルフは野球とは違ってファウルがありません。
上に行けば行くほど一回のミスが大きな差を作ります。

また、お遊びゴルフや接待ゴルフなら何をどうしようと構わないのですが
競技ゴルフとなると話は違います。

アスリートゴルフは飛距離が280Y以上欲しいところで、またパーオン
が基本で、どこまでピンに近づけてバーディーラッシュが作れるかです。

このような内容のゴルフを目指すのであれば、まず飛距離が出る打法
のフォーム、すなわちその打法の型を定着させる必要があります。

アスリート打法は体全体を使います。
使う部位が多いのが特徴で、その数と力量で飛ぶのです。
したがって、全身の動きを覚え、タイミングやバランスを整えて効率良く
振らないと十分な距離が出ません。

また、ズレを修正しながら3年ほど掛けて定着させないと再現性は
上がらず完成しません。

アバウトに自由に気持ち良く振った方が良いと言う段階は初心者の
エンジョイゴルファーの言う事で、それはそれで楽で楽しいのですが、
上達は期待できません。

どうしても競技ゴルフを目指したいのでしたら、目指す打法を教えて
くれるコーチを探し、個人レッスンでその型をまず教えてもらう事です。

これがまず第一歩ですが、固まるまでには必ずズレたり忘れたりします
ので、それを修正てもらわないと完成しません。
途中でコーチが変わると、また違う打法を一からやり直しとなり、そこから
3年間はスコアが上がりません。

いずれにせよ真剣に取り組む覚悟が必要で、地道な事をコツコツと反復
するしかないのです。

特効薬を探すのではなく、一つの動きが条件反射になるまで反復し、必要
な動きの全てが定着するまではスコアは良くなりませんので、その間は
スコアは考えない事です。

迷っている間は上達しません。
ゴルフにはゴルフが上手くなる方法があります。
それをまず勉強されては如何でしょうか?




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