2019年1月19日土曜日

インサイドアウトは駄目なんでしょうか?


Question

結局一番はインサイドイン?
80切りを目指すレベルでドロー&フェードを打ち分ける練習はまだ早い?

打ちっぱなしではそこそこうまく打ち分けられるのでどうにもスケベ心が
出るのですが、今はまだ、インサイドインで極力ストレートに近い球筋を
徹底して練習すべきでしょうか?


Answer

ゴルフのスコアメイクで初期に一番大切なのはショットの安定です。
ショットにミスがなければ、パーオン2パットで72が出る計算です。

初級中級者のショットはミスだらけでまともにオンしません。
そこでショットが安定するまでに大切になるのが寄せです。
(プロの段階ではさらに寄せの精度が要求されますが)

これがある程度定着すると70台は出るようになります。
ところが、この段階ではインサイドインもインサイドアウトも関係なく
スクラッチ以上になる事が可能です。

では、プロのレベルではどうでしょうか?
中期の打法はインサイドイン打法で、ジャックニクラウスは歴代の記録
を未だに保持しています。
また、インサイドアウトのクラシック打法やタイガー打法でも、やはり
スターが沢山います。

どちらが良いかではなく、どちらでもストレート球やフェイド、ドローを
打つ事ができますし、スコア的にもどちらでも良いと言うことになります。


そして、ドローかフェイドかは、意図的に打ち分けるのが世界レベルです。
それはアドレス時のセットアップで打ち分ける方法が理想です。

いつ意図的な曲げ球が必要になるかは、60台を常に出そうとした段階で
それまではあまり必要がありません。
平均70台から平均60台にレベルアップする段階で、コースによっては
必要になって来るのです。

スイングは同じ動きを3年やらないと定着しません。
定着とはパーオン2パットの72が一度でも出せると言うレベルの事で
それから曲げ球を練習しても遅くはありません。

スイングが定着していない段階で曲げ球の練習をすると本来のスイング
が崩れる事がありますので、完全に定着できるようになってからが良い
かと思います。



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