2019年1月23日水曜日

ゴルフに定石は無いと思います


Question

5Wや7Iが得意と言う方は、その番手だけ特殊な打ち方をしている
と言う事でしょうか?
ゴルフの質問によくある事ですが、番手まで答える人はどんな打ち方
をしているのかいつも気になってしまいます。

80切りまであと少しのレベルですが、未だに全ての番手が難しく、
得意なクラブはありません。

ゴルフに定石は無いと思います。
色んな考えが学べると嬉しいです。


Answer

定石がない、と言うのは質問者さんの僅かな経験と感覚で生み出した
我流の論理だと最初に指摘しておきます。

600年とも言われるゴルフ史で培われてきた基礎をいうものを全否定し
その基礎を作り上げた何千万人の人達の長年の経験や統計、実績など
を無視している事にまず気が付いてください。

確かに得意なクラブと言うお話は良く耳にします。
これは色々な事が考えられるのですが、大きく分けて好みとメカニズム
の二つに分けられます。

好みとはそのクラブの形状やデザインが好きで、好き嫌いで判断して
たまたま良く当たった時の事だけ思い出して、相性が良いなどと思い込
む事です。

そして、メカニズム的な得手不得手とはまず前傾角があります。
そのクラブに対する前傾角と自分が振り下ろすダウンうスイングの軌道
が一致すると良く当たるのですが、同じ前傾角で違う番手を打つと
まず芯に当たりません。

これは各番手ごとに前回角を替える事で、全ての番手は体に対して
同じ角度で振ると当たるように設計されているからです。

恐らく得意な番手と言うのは、この前傾角が合った番手をみなさん仰って
いる可能性があります。

となると、この前傾角は定石となって、全ての番手で同じスイングをする
ための基礎なのです。

グリップやアライメントも同様に、違う事をすれば当たりません。
どんな打法やどんな打ち方をしても、この基礎と言う物は変わりません。

これがゴルフの定石です。
質問者さんは、まず我流の頭を替えて先人の知恵を学ぶ事です。

ほとんどのレッスン内容はこのレベルです。
60台がコンスタントに出せる人でなければ、コアな部分までは習得して
いないので勝手な理論が横行するのです。

質問者さんは80の壁を超えて、平均が70台、60台が出せるようになる
までには、恐らく今までのスイングを全部改造して、また1からやり直しに
なるかもれません。

得意なクラブなどはなくても構いませんが、全ての番手が同じように打て
れば良い事で、全てがダメなのは、まず基礎がでいていないか動作などが
定着していないかなどが考えられます。

まずは我流を捨てる事からゴルフを見直しては如何でしょうか?
真剣に取り組むのでしたら、まずは先人の定石から習得しましょう。




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