2019年1月5日土曜日

ボールを肘に挟んで練習する?!


Question

ゴルフのスイングが手打ちで10年以上やってきましたが、
一向に100を切れずなんとかして脱出したいと考えて
素振りで腰の始動練習でここ2回ほどは100を切るように
なりましたが、どうしても飛ばしたい、

ここは頑張ってグリーンに乗せたいという欲求が起こると
手打ちで失敗(飛ばない、2打目のウッドが引っ掛け)します。
いろいろしらべていたら、家で素振りをするときにボールを
肘に挟んで練習すると良いというのを見つけました。

普通の素振りよりも良さそうですが、このボール鋏のやり方は
実際のスイングの延長と考えて実行して良いのでしょうか。
逆に悪いクセはつかないでしょうか。


Answer

肘にボールを挟んで反復運動ですか?
いったいどうやって振るのでしょうか?
肘は曲げたままと言う事でしょうか?
何の意味があるのか分かりませんし、何を目指しているのか
さっぱり分かりません。

それとも脇にボールを挟んでと言う事なのでしょうか?
それにしても脇が気になって、締まっていないのを意識できる
という効果くらいはあるかと思いますが、痛くて強くは締められず
タオルで十分だと思います。


どんな動きでも1万回もやればそれが定着します。
悪い動きは癖と呼ばれ、良い動きは定着と言われるのですが
矯正ドリルの場合には極端に反対の運動をする事があります。

たとえば右に10動く人は左に10動く矯正ドリルをするとゼロ
に戻るという効果は確かにあります。

ただ、これもやり過ぎると今度は左に10動くようになりますので
治った時点で辞めなければなりません。

大体肘に球を挟んで振る事などできないのに、聞きかじりで何でも
試しているといつまで経っても再現性が上がりません。
100前後の話をされているのでしたら、むしろ癖でも何でも再現性
すら高まれば80台までは簡単に出ます。

10年ゴルフをされてきたようですが、感覚と経験だけで今まで
遊んでこられたようです。
100が切れたのはショットがそれでもある程度固まって来た事
で、それを続ければスコアはもっと良くなるはずです。

ところが、それすら変えようとしていじってしまえば、また100以上
叩く事になります。

飛距離を伸ばしてもっとスコアを良くしたいと思われたのでしたら
お遊びゴルフから競技ゴルフに切り替える必要があります。

いままでのようなアバウトなゴルフではなく、スポーツとして真剣
に教科書通りに練習する事です。

雑誌やサイトでジャンク打法をかじるのではなく、バイエル等の
理に適った理論に合った練習法を学び、真面目にそれを練習し
何か月も掛けて同じ動きを定着させる練習をする事です。

ただ、10年も掛けて付けた癖はほとんど治りませんので、それ
が癌になっていない限りは組み込んで、綺麗なスイングには
仕上がりませんが、定着さえすればスコアは良くなるでしょう。

我流のメリットは何一つありません。
飛距離を伸ばすのでしたら意識改革が先決で、真剣みや姿勢を正し、
ゴルフを物理としてとらえ、飛ばしの技を習得する事です。

それができないのでしたら飛距離は期待せず、小さくまとめて再現性を
上げる事に専念した方がスコアは良くなると思います。




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