2019年1月6日日曜日

アドレスが凄く良いと誉められますが


Question

ゴルフはアドレスが大切なんですよね?
ゴルフ歴三年の者ですが、レッスンプロやシングルの方々から
アドレスが凄く良いと誉められます。

しかし、ドライバーを打てばスライスするし大していい球を打てる
わけではありません。

アドレスが良くても良いことなどないのでは??
スコアは90台です。


Answer

いつだか、あるプロからレッスンを取った人がアップしていたのですが
どこが悪いのかを聞いたら、プロは「何一つ良いところがない」と言った
と言って文句を言っていました。

確かに不満かも知れませんが、初心者はそんなものです。
全てが悪いのが初心者です。
全てが出来ていないだけなら良い方で、むしろ変な動きや無駄な動き、
奇怪な癖やブレだらけでマイナスからの出発の人がほとんどです。
いくらアドレスだけ良くても、スイングが出来ていなければ良い球は
出ません。

ゴルフは当たれば良いと言う段階は最初だけで、次の段階は方向が
良く、その次は飛距離が欲しくなるのですが最終的には再現性です。
しかも、飛距離は永遠の課題となります。

アイアンは思ったところに落として止める、寄せはワンパット以内に
つけられることで、パターは一発で入れたいのです。

また、フルショットはテイクバックから切り返し、ダウンスイングから
フォロー、そしてフィニッシュまで色々な動きがあり、体全体を使って
より飛距離の出る方向性の良い安定した球を打ちたいのです。

そのためには、手首や肘、肩などの動きから膝や腰、脚の動きや
タイミングなど、全てが理想の動きをしていないと思った打球は出ず
アドレスやフィニッシュが良いだけではダメなのです。

もちろんアドレスも良くなければなりません。
セットアップが間違っていれば、同じ動きをしても違う球が出ます。
全ての部位の動きが良くなるように練習する事が大切で、しかも、
全ての動作が正しく、適正なタイミングで動かなければなりません。

ゴルフは非常に難易度が高い打法がありますので、メカニズムを把握
して、全ての動きが正確である必要があります。
タイガー打法やレイドオフなどの飛距離が出る打法は現在の世界での
最高峰の打法です。

動きは良くても体が緩んだり軸がブレては芯を外します。
アドレスは一部であって、もっと大切なのはヘッドの軌道です。
軌道が一定であればまず当たります。

スライスを治して前進してください。





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