2019年1月8日火曜日

右肩が前に出ると高く上がる


Question

今までアドレス時に右肩が左肩より前に出ている状態でアイアンが基本
上にすくいあげるような感じになり、どの番手でも80ヤードとかしか
飛びませんでした。

右肩と左肩を水平に(どちらも前に出ないように)して若干右肩が下がる
感じで打ったところピッチングで120y、6番で150y飛ぶようになりました。

ですが、何故水平にするとちゃんと飛ぶのか、右肩が前に出てると何故
上に高く上がるだけなのかが分かりません。
その辺りの原理というか理論的なものをお教え頂ければ幸いです。


Answer

それは右肩が前に出ているとダフり軌道、左肩が前に出ているとトップ軌道に
なり易い事が原因です。
恐らく厚めに当たって球が高く上がったと思われます。

始動位置が違うとテイクバックの軌道が変わり、軌道が変わるとトップの位置
が変わり、違う位置から降ろすとダウンスイングの軌道が変わります。

アドレスの姿勢はとても重要なので、基礎として最初に教えてもらう事の一つ
で、右肩が前に出ていると言う事は肩ラインが目標の左を向いているという事
だとしてお話しましょぅ。

これはアライメントとして、肩、腰、膝、足ラインが全て目標を向く平行で
なければならないと言うのが教科書です。

肩が右を向いているとよりフラットに上がり、ほとんどのケースはトップし
逆に肩がアドレスで左を向いている場合にはテンプラします。
アイアンでも当たり方が薄かったり厚かったりするのです。

逆にこの現象を利用して、当たりが薄い時には肩だけ左に向ける事で芯に当たる
事があり、応急処置として使われる事があります。

肩は水平ではなく、右肩は下がった状態で構えます。
これは上下の違いですが、右肩が前に出ているとは肩ラインの方向で、その違い
ではありません。

質問者さんはこの二つを混乱しているようですが、この辺のアバウトさがゴルフ
に出ているのかも知れません。

グリップ、前傾角度、姿勢、アライメントなどは基礎ですので、初心者にはその
重要性が分からないかもしれませんが、スランプや壁にぶつかった時には必ず
基礎や基本動作を再確認してみましょう。




0 件のコメント :

コメントを投稿