2019年1月1日火曜日

ウッドのアドレスはアイアン系?DR系?


Question

アイアンが上手く当たらず、アドレス時に右手をしたから握るようにしたところ
右肩が左肩より前に出なくなったためかクリーンヒットするようになりました。

ですが、今度はそのアドレスでドライバーを打つと変な回転がかかってしまう
ようで、150yくらいまで真っ直ぐ飛んでそこから急激に右に切れていく。
という状態になります。

少し左に飛ぶように調整して打つと逆に当たりが悪く低空のライナーのように
なります。

アイアンのアドレスとドライバーのアドレスって同じにしてますか?
それとも変えてますか?

また、自分はまだ技術がないのでウッド系は打ってないのですが、ウッド系は
アイアンとドライバーどちらのアドレスなんでしょうか?
(アドレスを変える場合ですが)



Answer

いかに無駄な遠回りをされているかお分かりでしょうか?
原因を特定できずに違う場所を変えてしまったための弊害で、次々と崩して
しまう良い例です。
アマチュアの試行錯誤とはこんなものです。

まず、アイアンが当たらないからと言うところで勝手な診断をし、勝手に変えて
たまたま当たったからと言ってそれが開眼だとか、正しい事だと勘違いしてしま
う事が大きな間違いです。

これは単に帳尻を合わせただけですので、球質が変わってしまい、さらにそこ
から違うヶ所をいじってしまって、しまいに基礎であるアドレスまで変えざるを
得ないはめになってしまったのです。

これが我流ゴルファーの典型的な遠回りです。
何でも自分でできるから習う必要がない、ゴルフは習うものではないと言う人達
に良くあるお話です。

これで固めてオヤジスイングにしている人が相当いる事はご存知でしょうが、
質問者さんはまさにその方向にまっしぐらです。

さて、まず、基礎であるアドレス時のアライメントを変えてしまった事が一番の
大きな問題です。
右肩を前に出すと言う事は肩ラインは目標の左を向いていると言う事です。
足は恐らく目標を向いているのですから、この二つの線が違う方向を向いている
と言う事になります。

これはアウトイン軌道になり、またテンプラ軌道になる構えです。
応急処置としてトップが止まらない場合にはラウンド中にこのようなアドレスを
あえてすると一時的に芯には当たるようになるので、これで調整をする事もある
のですが、これは単なる帳尻合わせで本来のスイングではありません。

初心者はとにかく芯に当たればそれで良いと考える人が多いので、方向や精度
まで神経が回りません。
そこで偶然に芯に当たるまで打って、当たったらその感覚を再現しいて上手く
なろうとするのです。

このような練習方法をしている限り上には行けません。
正しいフォームを武道の型として体に定着させる事でしか、良いスイングで良い
スコアを出す事ができないのです。

安易にすぐに結果を出そうとして下手を固めたり、小さくまとめようとすると
その弊害で効率の悪い変な球が出て固まり、飛距離もなく方向も悪いミスだらけ
のショットで固まる事になるのです。
これがオヤジスイングです。

しっかりと当たらない原因を特定する診断力、そしてそれに対処する修正法を
学び、当たらなくなった時にはどこがズレているのかを把握した上で修正する事
が大切です。

初心者はそれ以前に、正しい型を習得する必要があります。
そしてその型を定着させて条件反射になるまで固める事で始めてスコアが良く
なる事を頭に入れて、効率の良い練習方法を学んでください。




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