2019年2月12日火曜日

グリーンが目の前でのミスショット


Question

残り80Yとか100Yで良く引っ掛けたりします。
せっかくナイスショットでグリーンが目の前にあるのに
上がってしまってなのか、焦ってなのか普段ならしないような
ミスショットが出ます。

これってメンタルだとは思うのですが、傾斜もなく平で風もない
お天気の良い時に起きると自信を失います。

このような状況での対処を教えてください。


Answer

残りがこのくらいだとショートアイアンですね。
確かに引っ掛ける事が良くあります。

これはメンタル的には興奮状態にある時に起きやすいのですが、実は
物理的にはオーバースイングになり易い事があります。

目の前にグリーンがあり、ピンが見えます。
ナイスドライブでFWのアングルの最高な所からデッドにピンを刺す
絶好のチャンスでバーディーが見えて来ます。

このような絶好のチャンスは滅多にありません。
それで興奮してしまいます。

対処法としてはこのような状況に慣れる事が一つあります。
滅多にない状況が良くある状況になれば良い事です。

これはもちろん長いパー4ばかりのコースだと珍しい事になるのですが
通常のコースは短いパー4があるものです。
ここでDRを曲げたりするとそのチャンスがなく、FWが狭いからと言って
刻んでもそのチャンスが減ります。

まずはDRの精度を上げる事で、そのチャンスをできるだけ多くする事が
大切かと思います。

そして何よりも重要なのは出来るだけフルショットをしない事です。
打ち上げやラフからの場合は別ですが、FWからで平坦か打ち下ろし
だった場合にはコントロールショットで確実に乗せます。

コントロールショットとは飛距離を抑えた打ち方で、体をあまり使わず
シンプルな打法で置きに行くような6割ショットです。
フルショットが8割だとしたら、そのパワーをコントロールして抑え、
方向出しをしてより正確にピンをデッドに狙います。

これはスピンコントロールとも言われ、バックスピンをあまり掛けずに
乗せる方法で、軟らかいグリーンでしたらその場で止まります。
ただ、競技用に設定された硬いグリーンの場合には止まりませんので
フルショットで狙います。

どうしてもフルショットで打たなければならない状況はやはり数をこなす
事ですので、練習ラウンドではナイスドライブを想定してグリーン近く
から打って予行演習をしておきます。

ゴルフはやはり自信が大切です。
同伴者が見ているところで焦ってしまい、集中力に掛けた打ち方をして
しまう事を避ける必要があります。

人を待たせているのは気がきではありません。
しかし、公平に順番が回ってきますので、その時は自分の時間ですので
普段のルティーン通りに時間を掛けてゆったりと落ち着いて打つ事が
大切です。

ここで自分のプレーやフォームに自信がある人は、俺のスイングを見ろ!
と舞台で演技を見せるように観客として同伴者を楽しませると言う気持ち
になれるかどうかです。

これは綺麗なフォームでのナイスショットが要求されますので、やはり
身になる練習をする事が大切です。




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