2019年2月21日木曜日

一日も早く上手くなりたいのですが


Question

一日も早く上手くなりたいのですが、何をどうすれば良いのでしょうか?
ライザップも考えているますし、ツアープロコーチなども考えており
機械を使って数字で教えてくれる方が良いと思いますがどうですか?

28歳男子です。


Answer

ゴルフはとにかくショット等が安定するのに時間が掛かります。
安定とは正確に思ったところに打つ再現性です。

ショートゲームは経験値の重みが大きいのですが、フルショットは飛距離
によって習得期間や定着期間に雲泥の差があります。

200Y出れば良いショットと、300Y出すショットでは動きが違い
飛ばせば飛ばすほどその動きは多く、複雑で難易度が上がります。
飛距離の出ないスイングなら難易度が低く、すぐにでも使えるようになり
数か月で80点のプレーができるようになります。

この場合は毎日500球も打てばすぐに100を切る事が可能です。
そして、ショートゲームが慣れてくればどんどんスコアはアップします。

ところが、200Yの飛距離で回れるのは6200Yほどの短いコースで
20年も経験すれば両手シングルくらいには成る事ができるのです。

早くスコアアップさせると言う事はこの辺で限界が来ると言う事です。
20年掛けて一生懸命に実践練習をして、やっと70台です。
5~6年で7000Y級のコースで60台が出せる人とは違います。

早くスコアを上げると言う事は小さくまとめると言う事です。
小さくまとめるとは飛距離のないスイングで難易度の低い打法を選び
自分のやり易い方法で早く定着させる事です。

それに対し、7000Y級のコースでバーディーを量産するには200Yの
飛距離では通用しないのです。

タイガー打法などの難易度の高い打法は動きを習得するだけで1~2年
掛かり、ペースが遅い人だと5~6年掛かります。
しかも、定着させるのにはさらに2~3年掛かるほど難易度が高いので
すぐにスコアはまとまりません。

300Yキャリーで飛ばす打ち方は全身をつかいます。
そしてそれぞれの部位の動き方を習得し、それぞれを組み合わせてスコア
メイクするには数年は掛かります。

200Y先と300Y先では方向性の難易度は何十倍も高くなると言う事で
単純に1.5倍ではないのです。

しかし、その難易度の高いショットが一度定着すると7000Y級のコース
でも60台がキープできるまでになるのです。
小さくまとめた人は途中で限界がでてきて、また最初からやり直しで
難易度の高い打法に大改造しなければなりません。
これがいくらでも遠回りする原因の一つです。

競技者としてはその遠回りはほぼ致命傷になる事があります。
最初から上を目指して時間を掛けてでも飛距離の出るスイングを習得する
事が最重要視されなければなりません。

お遊びでしたらできるだけ単純なスイングで固めれば半年くらいで90程度は
出せますが、競技者としてバックティーから60台を出せる技術を身に着ける
には、300Yキャリーで飛ばせる技術を持った人から直接習う事です。
若い方ですので十分にそこまで伸びる可能性があると思います。






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