2019年2月27日水曜日

スライスラインのパットが苦手です


Question

HDCP6で1ラウンド平均のパット数は29前後です。
スライスラインのパットが苦手です。

カップの右に弱い球筋で外れるのを嫌がり、1.3~2mのスライスラインが
カップの左ボール0.5~1個を抜けて行きます。
ドローヒッターはスライスラインのイメージが湧かない典型です。
コツなどあれば教えてください。


Answer

人によってアドレスが目標を向かない人がいます。
ほとんど9割がそうだといいます。

そのほとんどは右に向くとかで、これは人によって違います。
パティングは方向は球に書いた線を打つ方向に合わせて、それを見ながら
打つのが基本ですが、線に合わせずにズレた方向感覚で打つには
それなりの工夫が必要です。

また、右は真っ直ぐに立てるのに左を向くと真っ直ぐに立てない人やまた
その逆の人もいますので、その人の方向感覚には大きなズレがある事を
まず頭に入れてください。

スライスラインは目標よりも左を向いて打ちますので、曲がり具合が合って
いたとしても、左方向の方向感覚がズレている人は入りません。
また、その逆もあって、基本通りに球に線を書いて、それを見ながら打つ
練習をする事が大切です。

もともと曲がり具合が分かるのは熟練者なのですが、この方向感覚だけは
いくら熟練でもなかなか治りません。
自分がどちらを向くと何度ズレるとハッキリと把握している場合には、その分
だけ調整して立てば良いのでそのような修正をしている人はいるのですが
質問者さんはそれも恐らくやっていないと思います。

ドローヒッターはスライスのイメージが湧かないとと言うのも、恐らくその
方向感覚がどちらかに偏っているか、あるいは常にドローの球筋を見ていて
それに慣れているために、それが邪魔をしているのです。

練習グリーンで左右に打って、まず一発目に目標の右に打つか、左に打つ
かを試してみてください。

左の目標も、右にある目標もどちらも左に外す場合は、その分だけ感覚
がズレていると言う事です。
また、右も同じなのですが厄介なのは右の目標は左に外し、左の目標は右
に外す人です。
また、その逆の人もいます。
この感覚的な誤差はある程度一定で、何度打っても目標より1度ズレて
いるのでしたら、その1度分を計算に入れて打てば良いのです。

スライスラインで毎回球一個分、あるいは半分だけ左を抜けて行く事が
分かっているのですから、最初からその分右に打てば良い事です。

カラーなどで球の線を目標に合わせる事ができない場合はこの方法で打つしか
ありませんが、基本通りに球に線を書いて合わせる方法と両方の練習が必要で
タイガーでもやっている事ですので、まずは成功者の真似をする事から改善
される事をお奨めします。




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