2019年2月7日木曜日

ゴルフ歴10年ですが未だに80が切れません


Question

どうすればゴルフは上手くなるのでしょうか?
ゴルフ歴10年ですが、未だに80が切れません。

色々な動きを試して取り入れているのですが飛距離も伸びず
なかなか安定しません。

ボギー癖というか、ボギーが出だすと連続で出てしまい
なかなかパーが取れない事があります。

この壁はどうやって乗り越えたら良いのでしょうか?
ちなみに何度も色々なレッスンプロから習って来たのですが
これといった回答をもらった事がありません。

なにかアドバイスがありましたらお願いします。


Answer

競技ゴルファーはまず最初にこの辺りで壁にぶつかります。
たとえ半年ほとで90が出ても、それは単なる再現性だけで
そのままではこの壁を乗り越える事がほとんどできません。

それは何故なのでしょうか?

それはスコアを良くするために小さくまとめたからです。
運動神経が良く、器用で環境が良い人はすぐにでも100を切り
ゴルフをなめてしまいます。

ところが、これはボギー山の頂点で、そこからパー山に登る、あるいは
バーディー山に登るには一度ボギー山を降りなければなりません。

そこで「いや、俺は大丈夫だ」と我流を貫いて、とにかくグリーンに
近づけて、拾って拾ってパーを取りに行くパー山の頂点で、偶然に
バーディーが出たりするだけの両手シングルです。

オヤジゴルファーはほとんどがこのような我流で経験と感覚だけで上達
した人達なのですが、それでもしっかりと習って全てを犠牲にしてでも
練習をした人は極まれですが、昔はプロに成れたのです。

ゴルフは再現性がほとんどなのですが、60台をキープできるように成る
には、それだけでは不十分です。
220Y程度でシニアプロは日本では優勝したりしていますが、レギュラー
ツアーでは通用しません。
また、試合にすら出られない選手がほとんどです。

60台を常に出せるレベルとは、競技でパーオン率70%です。
これは各ホールパーオンができて、風もなく調子の良い時には100%
パーオンできるレベルです。

これが7000Yとか7200Yでできますか?
ボギーが連続で出てなかなか80が切れない人は飛距離が足りず、また
アイアンで乗せられない人です。
これはパー山を一度降りてスイングを大改造する必要があります。

また、100を叩くようなゴルフに戻って、一からやり直しです。

ゴルフの内容とスコアは別物です。
同じ80でも、質問者さんの80とタイガーウッズの80では内容が全く
違います。

タイガーウッズならいつでも60台は出せますし、10アンダーとかも出す
のですが、最悪な日には80を叩く事もあるのです。

ところが質問者さんはどんなに頑張っても80というレベルで
同じスコアでもどこが違うかを良く考えてみてください。

まずは飛距離です。
そしてアイアンの精度です。

ボギー癖でなかなかパーが取れないのは、乗らず寄らずのツーパット
と言う、一般的で一番多いボギーです。

ここに壁があるのです。

まず「乗らず」とはアイアンの精度が悪かったり、DRを曲げてラフから
打ったり、二打目がロングアイアンなどのドライバーショットの飛距離に
問題があるのです。

そして「寄らず」とは寄せが下手なのです。
オヤジゴルファーやこれだけは長年の経験で自然に慣れて上手くなり、
70台は出せるのですが60台は出ません。

したがってパーオンをさせるためには飛距離を伸ばしてアイアンの精度を
上げる事で、これはフルショットを改造しなければなりません。
グリーンにただ近づけるアイアンではなく、グリーンヒットで止められる
バックスピンで戻せるくらいのショットが打てるようにする事です。

大改造ですからまた一からやり直しです。
見よう見真似で我流で小さくまとめると、このような壁が出て来るのです。
再現性だけで一時期のスコアを良くしようとすると、このような遠回りを
しますので、十分な飛距離が出せる打法を最初から習得する事です。

10年ですから恐らく取れない癖があるかと思いますので、それを入れた
スイングになりますので理想の打法にはできませんが、少しでも飛距離
と安定性のあるスイングに大改造です。

基礎を習って、また基本動作からやり直しましょう!




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