2019年3月11日月曜日

筋肉質なのにヘッドスピードがない


Question

筋肉質なのにヘッドスピードがない人はなにが原因でしょうか?

Answer

それはその筋肉を使っていないからです。
恐らく手打ちで体を使っていない振り方をしているのかと思われます。

飛距離は筋肉だと思っている人が大勢いるのですが、筋力をどう使うか
の方がよほど大切です。

もちろん、手打ち同士で比べたら筋肉の多い人の方が飛ぶでしょう。
しかし、スイングは全身を使いますので腕力がいくらあっても
全身で打つ人には敵わないのです。

タイガー打法のニーアクションは腰の開きを速め、押し込みを大きくして
飛距離を出すパワーの源にもなっています。

また、ブランコ漕ぎ効果を狙ったスクワット打法(日本ではジャンプ打法
とか解説している人もいますが)は両脚の曲げ伸ばしによってパワーを
出します。

また、左脚の蹴りで腰を開きにスピードを持たせたり、後ろ向きに引き落
としてパワーを出したり、平行落としや後ろ倒しでレイトヒティング度を
上げる事でHSはいくらでも伸ばせます。

もちろん、それだけ体が丈夫であって、それぞれの技を効率良く正確に
習得する必要があります。

手首や右腕のスナップまで使えば、キャリーで300Yは決して夢ではなく
体を弓にして全身をムチにした時間差による打ち方などは見た目では
分かりずらいタイミングがあります。

飛距離を出すほど難易度が上がりますし、各部位が正しく動かなければ
なりません。
それぞれの動きを機敏にするために筋肉だけではなく、脳や神経までも
鍛える必要があります。

効率良く、無駄な動きを省き、スムーズで正確なスイングをする事で
持っている筋肉がやっと役に立つのです。
ただ、筋肉がいくらあってもその使い方を習得しなければHSは上がらず
無用の長物となってしまいます。

脚や全身をどう使うかは飛ばしの技としてミクシーのバーチャル・ゴルフ
教室で紹介されています。



0 件のコメント :

コメントを投稿