2019年3月12日火曜日

飛ばしてもスライスが出ない方法


Question

ゴルフ歴1年半の20代男性です。
体力には自信があるので飛距離を出すためにトレーニングをして
色々と試したのですが、ちょっと力を入れるとスライスになります。

ゆっくりと振るようにレッスンプロには言われて、確かにゆっくりと
スライスは出ないのですが、これでは飛距離が出ません。

スライスがでないようにしながら飛距離を出す方法はないのですか?


Answer

思い切り振ってもスライスにならない振り方があります。
ただ、それを教える事ができる人とできない人がいます。

まず若い男性で筋肉質の方にとっては飛ばす事がゴルフの醍醐味でしょう。
対処療法としての応急処置はゆっくりと振る事で間違ってはいません。

また、小さくまとめるのでしたらゆっくりと振ればスライスがなくなり、
スコアがまとまって早くスコアは良くなります。

ここで何を取るかの選択となります。
教える側はすぐにスコアアップさせて結果を出したがりますが、生徒さんと
しては、小さくまとまりたくない、と思う人もいるのです。

確かに力むとスライスが出るのは初心者にありがちなのですが、これはまず
基本動作が違う事が一番の原因です。

そして、第二の原因としては、クラブメーカーの販促テクニックで柔らかい
シャフトによってスライスが止まらない人もいるのです。

シャフトは若い男性でしたら、今現在のHSに関係なく硬くてトルクの少ない
物を使用する事です。
これでスライスが出るのでしたら振り方に問題がある事が分かります。

野球の選手で甲子園にまで行った人がスライスが止まらない事がありました。
一番硬いシャフトで振動数296と言うクラブでスライスです。
これは完全にフェイスが閉じていない事が分かりますので、レフトに打って
ください、と言っただけでスライスが止まった事がありました。
彼はバットを返さず、押し込むだけでしたのでその場で治ったのです。

しかし、野球選手のように振り方を知っている人はそれで良いのですが、どちら
も未経験の方にとってはヘッドをいかに走らせるかを教える必要があります。

ヘッドの軌道を体の近くを通すようにする事でヘッドが直線的に降りて来るため
HSが上がるために振り遅れがなくなってスライスが解消されます。
この場合はグリップエンドの突き刺し、右腕のスナップ、ヘッドや手の引き寄せ
または引き落としなどによってヘッドスピードを上げるのです。
回転する物体は軸に近いほど速く回転する原理でヘッドが速く走るのです。

ところが、手振りで右から左に横に移動させて打っている人は、力を入れれば
入れるほどスライスが出ます。
もともと基本的に力を入れる部位やタイミングが違うのです。

まずはヘッドが走る振り方を習得し、勝手にフィエスが返って真っ直ぐに飛ぶ
くらいにタイミングを合わせると思い切り振ってもスライスにはなりません。

目標がこのように低いと応急処置で対応するのですが、60台を出した事が
ある人でしたら、それがいかに愚かな事なのかを知っています。
それは飛距離がなければ長いコースでは良いスコアがでないからです。

小さくまとめるのではなく、キャリーで300Y出るほどの飛ばしの技を組み
込み、安定させる事が現代の競技ゴルフには必要条件となりつつあります。

これを機会に器を大きくして、ガンガン飛ばしてください。





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