2019年3月8日金曜日

アメリカでインストラクター?


Question

アメリカでゴルフのインストラクターの仕事をしたいと思っています。
何か参考になるご意見をいただきますでしょうか。
宜しくお願いいたします。


Answer

ゴルフを教える人はアメリカでは大きく分けて3種類です。
インストラクター、ティーチャー、そしてコーチです。

インストラクターは取り説と同じで表面だけをざっと教える人です。
そしてティーチャーとは生徒さんがその打法を習得するために必要な方法
を教える仕事で、コーチとはフォローして確実に生徒さんがその打法で
スコアアップでして結果が出るまでお世話する仕事です。

アメリカでインストラクターになるには、まず専門的なスクールに行き
そこでメカニズムを習って卒業する事と、PGAなどの資格を取る事です。
この段階までの人は大勢いて、ここまでやっても仕事の保証はありません。

もちろん、英会話力やビザなどをクリアしている事が前提ですが、ご自身
がそれを本業とするにはティーチングプロなどの資格ではなく、ツアー
プロの資格を取るくらいのレベルでないと仕事がないかも知れません。

アメリカでのゴルフは日本の柔道や剣道と同じで、どこに行っても道場が
あり、過去の実績のある人達が教えていますので、そこに入り込むにはそれ
なりのレベルでないと難しいと思います。

私が昔通っていた打ちっぱなしのオヤジはツアープロで、下部ツアーで優勝
した実力者でその表彰状が飾ってありました。
お客が少ないと自分で練習をするのですが、実に見事な腕前で見ているだけ
でほれぼれするような球を連発していました。

レッスンだけでは生活できないのか、練習場を経営して誰も雇わずに自分で
教えていましたので、日本人がアメリカに行ってゴルフを教えると言う事は
これから外国人が日本に来て柔道を教えるようなものかも知れません。

せめてウェブドットコムで優勝するくらいに名を上げて、土地を買って
打ちっぱなしを経営しながらなら可能性はかなり高まります。

アメリカは1億ほど投資すれば永住権がもらえる事があります。
アメリカの企業を買収するとか、なんでもお金を使えば特技などがなくても
もらえるシステムです。

あるいはもっと投資してスクールを買収し、そこにアメリカ人のコーチを
雇って経営すると言うのも一つの方法で、これならいくらでも仕事のない
有能なコーチが集まるでしょう。

一度現状を視察する必要があると思います。
アメリカの難しいコースでアマチュアもプレーしていますので、日本では必要
のない技術なども教える必要があります。

まずはご本人がそれを習得する事から出発となりますので、現地に行って現状
を把握する事が大切かと思われます。




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