2019年3月9日土曜日

ゴルフが下手になる一方です


Question

ゴルフ歴7年の女子です
去年秋あたりから下手になってきました

思い当たるフシと言えば 80台が出た時は週に3回くらいは練習に
行っていたのですが、上達しないので、今は週に1回になりました。

ほかに思い当たるフシがあるとすればアウトサイドインの軌道を治すために
やたらとインから下ろす練習を繰り返していたことです

これは自分で気づいて練習に取り入れ出したのですが ドライバーの
飛距離も伸びたし、 軽いドローも出るようになったのですが、アプローチが
うまくいかなくなりました。
右手を使いすぎてダフりやトップ シャンクが多発してしまいます

このスランプをどのように脱出したら
良いでしょうか?


Answer

練習に頻繁に行き、調子が良い時には80台が出たと言うのは、フィーリング
や経験でたまたま上手く行っていた状態かと思われます。

そして、練習しても上達しないからと言って行かなくなり、そのフィーリングが
消えて行ったのでスコアも落ちて来たのだと思います。

それでスイングをいじり、違う動きを入れたと事で、また1年目の初心者になり
スコアがまとまらずにスイングを崩してしまったのです。

みなさんゴルフを簡単に考えておられるようですが、一つの打法を定着させる
ためには、何万回と打たなければらず、天下のタイガーウッズでも改造には
3年掛かっています。

まして、何も知らないアマチュアが勝手にいじって、すぐに良くなる分けがあり
ません。

大切なのはフォームの定着です。
そしてブレと緩みのないスイングを目指さないと安定しません。

まず、貴女が我流で行っているゴルフはボギー山で、その山の頂点までは
何とか頻繁に練習して7年掛けて登り詰めたのだと思います。

ところが、色気を出してさらに上に行こうとしたのですが、すでに山頂にいる
ために、これ以上高いところがないのです。

ほとんどの人はこの時点で他に高い山が見えるのです。
恐らく質問者さんもそうだったのでしょう。
そしてスイングを勝手にいじってしまったのです。

これは一度下山をした事になり、スコアはまた1年目に戻ります。
ところが、今度はパー山に登れば良いのですが、とても一人では登れる山では
ないために、現在は緊急避難をしているようなものです。

これはスランプではなく、単に下山してこれから上る山を探している状態です。
問題はなぜ最初からパー山やバーディー山に登らないかです。
知らない山に地図もなく、標識もない野原をただ彷徨っていたのです。

このような状態では迷いに迷って、どこを目指し何を練習したら良いのか
分からずに練習自体が面白くなくなります。

ゴルフはいくらでも遠回りします。
ご自身で枠を作り、ご自身の都合の良いやり方だけで迷っていないで、先人の
知恵と経験の凝縮である教科書通りに基礎からやり直すと良いでしょう。




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