2019年3月7日木曜日

400Y飛ばしたいのですが


Question

ゴルフのドライバーで、400ヤード飛ばすにはどうしたら良いでしょうか?
現在は平均200ヤードくらいです。


Answer

200Yの飛距離ですと体や脚などはほとんど使っておらず、手で振っている
だけだと思います。

あと200Y足すにはできる限りの事は全てする必要があり、それに耐えるだけ
の丈夫な体がまず必要です。

400Yというのは現在はドラコン選手しか出さないスイングで、普通のゴルフ
ではファウルがないので、それを300Yキャリーに抑えて打っています。
従って弾道の高さやフェアウェーの硬さによって320~340Yになります。

日本では抑えて260~280Yキャリー、40代以上は240Y程度のキャリー
で戦っています。

したがって、飛距離を400Yにする場合はドラコン式で6回に一回だけ出れば
良いという事を前提としています。


まず、左手首のコックは甲側に曲げ、左肘も曲げてトップをシャフトが垂直
になるほど深く上げ、ダウンスイングではヘッドをできるだけ動かさずに打つ
体勢を作ってから降ろし始めます。

バンプで腹筋にエネルギーをタメ、右肩を落としてから直後に腰を開きます。
バンプではすでに左のお尻の突き出しに入っており、左脚で蹴って腰の開き、
腰の回転スピードを上げます。

腰を引きながら素早く開き、体が弓になって左側に張りを作り、その張りで肩
が回転し始めます。
しかし、その瞬間に飛球線上後方を向いたまま引き落としにはいって、クラブ
のグリップエンドで地面に向かって突き刺しを行います。

右腕はスナップを使い、一本背負いから引き落とし、落とし押しから押し込み
をして両手で球を潰し、右手で被せ押さえ付けをして4時半で右腕が伸びます。
左肘と左膝はインパクト直前で伸びます。


また、ローテーションを最後の最後ギリギリまでせずに腕にもタメを作ります。
これによって平行落としや後ろ倒しが入り、ヘッド速度がさらに上がります。

インパクトでは両手の握力をマックスにし、右脚の蹴りでしっかりと押し込み
また、腰の逆回転を使って上半身の捻転戻しを行うと、さらに速度が上がり
ます。

また、スクワットによってブランコ漕ぎ効果を出します。(ジャンプ打法)
バンプで両膝を曲げて腰を落とし、両脚で蹴って跳び上がる事で、ヘッドに
勢いがつきます。

また、打ち上げ軌道でフォローで持ち上げながら高い位置でフィニッシュし、
両脚で地面を挟んで体全体を回転させると、さらに横回転が速くなります。

筋肉がない人でも、これだけの動きがタイミング良く効率的に入れば340Y
は飛ぶはずです。
そして残りの60Yは筋肉を増やして出します。

飛距離を出すスイングで一番重要なのは体の丈夫さです。
これは生まれながらに丈夫な人とそうでない人がいると言われており、腱や
靭帯、軟骨や椎間板などは鍛える事ができず、ただ消耗したりするだけで
再生しないとされています。

筋肉は鍛える事ができますが、できない部分にはかえって負担になり、筋力
を増やす事でより怪我をし易くなるようですので、どこまで丈夫なのかを見極
めて、あくまでも自己責任として慎重に行ってください。

なお、普通のゴルフではオーバースイングさせず、スクワットも少な目で、
またそれぞれの技を3~6割程度に落として組み込みます。
これはまさにタイガー打法ですので、21世紀のモダン打法の基本形となって
います。





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