2019年4月10日水曜日

パター、寄せが上手くならない


Question

猿でもわかる一番簡単なパター、寄せを教えて下さい
平均スコア95、パット数40(グリーン周りを含めると45)、パーオン1/3、OB1回、
グリーン周り10y、オンしていても8m以上ならほぼ3パット

2mのパットを入れるよりも120yを乗せるほうが簡単に思えます
いろいろ試しましたが、距離感、傾斜が分からず全く入る気がしません


Answer

グリーン周りはなかなか練習ができないため、寄せやパティングの練習ができる
場所を探すか、ない場合にはラウンドの前後にゴルフ場の練習場で練習する
しかありません。

あるいは、平日の空いているコースなら後ろが来ない時に2~3球ずつ寄せや
パターの練習をする事も可能です。

ただ、基本的な事がまずできていないと経験が活かされません。
それはまずパターなのですが、ご自身の基準となる距離感を持つ事にあります。

最初は5歩の距離を確実にいつでも打てるようにする事です。
簡単なようですがこれが難しいのです。

練習マットをご自宅の廊下に敷いて、毎日同じ距離を同じ速度で同じ力でカップ
の先に止まる距離を打ちます。
毎回最初の一球目でしっかりと入るかどうかの確認が必要で、全く同じ事を
毎日60回、21日間続けてください。

これによって同じ距離を打つ事ができるようになり、それが基準となります。
この打ち方でラウンド前の練習グリーンで同じ事をします。

すると、同じ速度と同じ力で打っているにも関わらず、5歩以上転がる事があり、
それによってグリーンが練習マットよりも速いと言う事を認識するのです。

また、逆に5歩の距離まで転がらない場合には、そこのグリーンは遅いと判断し
それなりに振り幅を大きくして調整します。
その時に決して力を強くしたり、速度を速めたりせずに同じように打って、振り
幅だけで調整してください。

これで同じ速度と力でどこまで振り幅を増やすと10歩になり、15歩になるか
を覚えておけば、とんでもない距離を打ったりせずに済みます。
良くパターは感覚だけで打てと言う人がいますが、その感覚が身についていない
人は計算で打つしかありません。

また、感覚はズレたり、急にグリーンの速度が変わったりした場合に対応できず
その時にも計算で即時に調整をする事が可能となります。

まずはその基準を作る事で3パットはほぼなくなりますので、毎日練習をして
ください。

寄せも同じです。
ただ、よりミスの少ない打ち方がありますので、そのフォームを習得してから
パターと同じように一定の速度と力で振り幅だけで距離を決める練習をします。
チップショット、ピッチショット、フロップショット、ポップアップショット等
それぞれの打ち方がありますので習得すると良いでしょう。

また、上級者はベリーパター、パティングチップ、ロブショットなども習得し
より引き出しを多くするとスコアメイクに役に立ちます。

必要な打ち方を習得したら、あとは実践練習です。
その感覚は常に練習していないと、一度感覚がつかめてもすぐに消えます。
寄せやパティングは2週間もしていないと忘れてしまいますので、イメージ作り
と練習場やご自宅での練習は欠かせません。




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