2019年4月12日金曜日

スライス抑止に貼る鉛の位置


Question

7番より下の数字の番手になるとスライスになってしまいます。
そこでスライスを抑えるために鉛を貼りたいと思うのですが、
どこに貼るのがスライス抑止になるのでしょうか?


Answer

長い番手ほどスライスをすると言う事は、クラブの設計通りに振っていない
と言うことかと思われます。

クラブは長い番手ほどヘッドの戻りが遅いので、総重量が軽く作られており、
それでも遅れてスライスが出るので振り方で調整します。

その方法とはトップの深さです。
恐らく短い番手まで水平になるほど深く上げているのではないでしょうか?
これをやりますと、全くご質問のような症状になります。

このような症状で鉛を貼ると、ヘッドが重くなってウエイトバランスが変わり
益々振り遅れになる可能性があります。
また、総重量も重くなってその可能性が高くなり、方向が悪くなります。

強いて貼るとしたらネック側です。シャフトに巻いても良いでしょう。
これによってフェイスローテーションが多少は早くなり、インパクト時に早く
閉じてスクエアになる可能性はあります。

ドライバーなどはこのように錘の位置を変えて出球方向を調整したりする
事があるのですが、これはシャフトの長さをメーカーが勝手に変えてしまい
もともとの設計通りに作っていません。

唯一設計通りに作られているのがアイアンセットですので、これをまた崩す
事は好ましくありません。

道具や道具の調整で球筋を調整するのは応急処置で、プロがやむを得ずやる
のは仕方がないのですが、基本を習得する段階では本来の方法で調整する事
をお奨めします。




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