2019年4月18日木曜日

クラブを寝かせて引くとミートする


Question

ゴルフを初めて8ヶ月ほどですが、アイアンのミート率が悪く、
ダフる事も多かったのですが、最近、バックスイングのときに
少しクラブを寝かせて引いてみたらミートするようになりました。

シャフトが立ち過ぎるとアウトサイドインに
なりやすかったりするのでしょうか?


Answer

ヘッドの軌道がアップライトに立ち過ぎるとダフります。
ただ、その分軌道円そのものを持ち上げればミートしますし、
また軌道を寝かせればミートする事になります。
これは縦と横の関係です。

バックスイングでインサイドに引くとトップの位置が低く、後ろの
打席方向に位置します。
そしてそこから降したのでフラットになってダフりが治ったのです。

ダフるかトップするかは縦の力と横の力のバランスで、ジャスト
ミートさせるにはどこで合わせても良いという事ではありません。

あまりにも引き過ぎるとフラット軌道になって横が強くなり、また
アップライト過ぎると縦が強すぎてダフり易くなるのです。

今回はたまたまインサイドに引いたら横が強くなって帳尻が合い、
上手く当たるようになったと考えられます。

気を付けなければならないのは、この帳尻合わせです。
縦と横が合えばどの角度でも位置でもミートしますので、理想的な
位置で合わせ、しかも安定させる必要があるのです。

例えば腰の開きを速くすると横が強くなり、引き落としや落とし押し
を強くすれば縦が強くなります。

単純に前傾が寝ていると縦が強くなり、インパクトで起き上がると
軌道円自体が持ち上がってトップします。

そしてトップの位置が高いと縦が強くなり、フラットで低く後ろに
上げると横が強くなってトップし易くなります。

横を強くするには、そして縦を強くするにはどんな動作があるのか等
をまず習得し、両方をバランス良く取り入れるとヘッド速度が上がり
飛距離が伸びますので、それらの動作をまず覚える事から始め、それ
を上手くコントロールして飛距離を伸ばしたりミート率を上げたり
するようにしてください。




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