2019年5月30日木曜日

50センチのパターが入らない


Question

昨日、50センチのパターが入らなくて悔しい思いをしました。
使用しているのはマレータイプです。
鬼のツノタイプのパターなら真っ直ぐ引くことが容易にできるから
パターをかえてみてはと言われました。
レディースタイプでおススメがあれば教えてください。


Answer

時期的にショートパットが入らなくなる時期があります。
その原因はほとんどメンタルです。

初心者はほとんど関係ないのですが、中級になると一打の重みが
出て来て、大切になればなるほどメンタルに来るものです。

動揺したり緊張すると体がいつものように動かなくなくなります。
また、それが大きくなると恐怖心が出て来て、全く動かなくなる事も
あるのです。

ゴルフは高齢者までできるスポーツで、心臓発作などを起こす人が
いるのですが、ほとんどがグリーン上だといいます。

それだけパターはプレッシャーがあると言う事ですので、ほとんど
神頼み状態で、効果のある事は何でもやってみるというのが現状で
人によって効果に差があります。

そういう意味においては道具を替えてみると言うのも一つの手であり
否定できる物ではありません。
この恐怖心によってイプスになる事がありますので、イプスになるなら
道具を替えて一時期でも良くなれば良い事です。

ただ、その恐怖心を克服する一つの手段として基本動作を見直すという
方法があります。

これはより物理的に正確に打つ事に自信が持てるようになるきっかけに
もなりますので、初心に戻って改善すると良いでしょう。

このショートパットが入らない症状で一番多いのがチョロです。
筋肉が緊張して打ち損じと言う症状で、しっかりと打てなくなるのです。

カップの回りは特に踏む人がいないので芝が立っていて、夕方などは
カップの30cm以内は遅くなっていて、ゆるい球だと芽に負けてしまい
曲がってしまう事があります。

これを物理的に解決するには、カップの60cmほど先まで転がる程度
に強く打つことです。
勢いがあればで芽に負けずに入る確率が上がります。

また、最後の30cmほどで傾斜の曲がりがはいるような場合が多い
ので、曲がるか曲がらないか分からないような傾斜の場合には、
カップの内側の右側、左側を狙って打ちます。

これによって、曲がっても曲がらなくても入るという打ち方が出来ます
ので、曲がったらどうしよう、曲がらなかったら大変だと言う迷いがなく
なり、気楽に打つ事ができます。

また、ストロークは長いほど誤差が出ますので、短めで強めに打つ事
が定石となっています。
青木功選手が良く言うのは、「コツーんと打て」です。
しっかりとヒットして、コツーんと言った音がするくらいに強めに打つと
言う事で、振り幅をできるだけ小さくするのです。

パティングは思ったところに打てればそれでOKです。
たかがゴルフと開き直って緊張をしないように自分でコントロールする
事も大切です。




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