2019年5月29日水曜日

ショートコースは役に立ちますか?


Question

いつもコースに出ると、ドライバーはソコソコなのですが、
グリーン周りのアプローチに苦戦してしまいます。

この場合、練習場で黙々と打つよりも、ショートコースを回ってみる方が
練習になったりするのかなと思うのですが、実際ショートコースでの経験
は普通のコースに行っても役に立つものでしょうか?


Answer

やはりグリーン周りは経験がものをいいます。
練習場でできる事はフォーム作りと定着ですが、ライや距離によって打ち方が
さまざまですので、まずは引き出しを増やし、番手と打法の選択に慣れる必要
があります。

まずはその引き出しを増やす練習です。
ローチップ、ハイチップ、ローピッチ、ハイピッチ、ポップアップ、フロップ、
ロブ、パンチショットなど、最低9番、PW、SW、などの番手が使いこなせ
それぞれの距離を身に着ける必要があります。

これらはマットの上からでもフォームを定着させ、キャリーの距離を覚える事
が可能ですが、次の段階としては実践でそれらをどう選択するかです。

これには手入れの良いショートコースなら練習になりますが、河川敷の雑草等
のどうでも良いコースは役に立ちません。

やはり本コースにできるだけ近い手入れの良いコースなら選択の練習にはなる
のですが、問題はグリーンが遅い(重い)事です。

ほとんどのショートコースは硬くてボールマークがつきません。
これは競技になると硬く設定をするのでその練習としては最高なのですが、事
パティングは競技ではとても速くなりますので、寄せなどは必ずショートする
くらいに寄せる練習しておかないと、試合設定の本コースに行った時には癖で
オーバーしてしまいます。

ショートコースはショートアイアンの距離感を身に着けるのには最高です。
最終的には120Y以内の精度を高める事でスコアが決まりますので、その距離
は生涯練習して腕を磨く必要があります。

この距離で1mに着けるのと4mとではほとんど1打違います。
これがパープレイかバーディープレイかの違いになりますので、いかにグリーン
に近づけるかの次の段階としては、いかにピンに絡ませるかの精度を上げる事が
大切なのです。

寄せはほとんど感覚ですので、常にやっていないと距離が合いません。
月一の本コースではとても足りませんので、合間にショートコースでその感覚を
忘れないように補うと良いでしょう。




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