2019年6月20日木曜日

正しい練習方法、対処方法とは


Question

方向性、ミートをしっかりと思いハーフショット、スリークオーター
ショットの練習を取り入れてますがかなりダフリます。
またコックの感じやトップの収まりがよくわからなくなります。
正しい練習方法、対処方法を教えてください。


Answer

ゴルフにはレベルによって難易度に違いがあります。
100以上で一生遊ぶのでしたら、我流や独学で自由に遊べば良いのですが
90台で回ろうとしたら、練習場に行って練習したり、月に一回は最低コース
に行くなどの頻度が必要です。

また、平均を80台にするレベルになるには、真剣に練習場に通い、ショットを
安定させると良いでしょう。
質問者さんは恐らくその段階なのかも知れませんね。

そして、平均を70台にするには飛距離を伸ばし、ショットを安定させ、寄せを
練習するなどの全てのレベルを上げる必要があります。

さらにそれ以上、スクラッチやプラスハンディー、そしてプロ級になるには
方向や距離感の精度を上げ、ミスをなくしてバーディーを取りに行く内容にする
必要があり、世界レベルになるには飛距離を300Y以上出しいたり、寄せの
引き出しを増やし、さらにメンタル的なトレーニングも必要になってきます。

これら、それぞれのレベルによってゴルフの内容が違います。
最初は80台が出れば良いとほとんどの方が言うのですが、いざそこまで行くと
必ず70台を出したいと言うのです。

そこで、たまに80台が出れば良いという内容で小さくまとめると、その段階に
来た時に、飛距離を伸ばすためにスイング自体を大改造しなければならず、また
最初からやり直しになるのです。

100切り法などはいかに小さくまとめて早く切れるかだけを集中して行います
ので、それで固まった人は途中で限界が来てしまいます。

ハーフショットは距離をコントロール(落とした)したショットとして実践で使い
方向も良くミスが少なくなるために世界レベルのトッププロはマスターしており、
また、ドリルや矯正としても使う事もあります。

ただ、フルショットのミート率を上げたり方向性を上げるための練習は、この
コントロールショットとは別にフルショットで精度を上げなければなりません。

この際に、100切りで習った打法では精度が上がらなかったり、ミスが多かっ
たりで、また打法を遣り直しになる場合があります。

また、トップの収まりが悪いと言う感覚は、それが正しいフォームだった場合に
は最初はぎこちなく、慣れるまでは違和感があって自然ではない事が一つありま
すが、打法によっても形や動きが違いますし、また正確性に欠けていても収まり
が悪い、あるいはできていたフォームがズレた時にもそのような感覚になる事が
ありますので何とも言えません。

感覚ほど当てにならない事はありません。
習得する時はメカニズムで、武道で言う「型」をまず覚えます。
感覚は毎日でも毎回でも変わってしまいますので、まずフォーム作りは型から入
ります。

どの筋肉をどう使ってその型を行うかは完成されたプロの動画を見ただけでは分
かりませんので、違う筋肉で似たような形で覚えてしまわないように、高度な
打法ほど直接習うしかありません。

どのレベルの内容にするのか、どの打法で行くのかをまず決めて、それを3年掛
けて定着させる事が一番の対処法です。




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