2019年6月10日月曜日

飛距離UPの為のバット振り


Question

ドライバー平均飛距離はキャリーで230ヤードです。
あともう少し飛距離がほしくて、バット振りを毎日、朝20回X2セット
夜20回X3セットをやっています。

しばらくはこのまま続けようと思っていますがこれではダメでしょうか?
毎日ではなく一日おきがいいでしょうか?


Answer

飛距離は7割が降り方で3割が筋肉だと言われています。
あるいは、もっと技術の占める割合が大きいかも知れません。

飛ばしの技は10~15種類あり、これらはタイガー打法にほとんど
組み込まれていますが、含まれない物はドラコン打法に入っています。

ドラコン打法をマスターすれば400Yは飛びますので、飛距離的には
良いのですが、スコアメイクするには命中率やミート率を上げ、さらに
方向を正確に出さなければなりませんので、普通のゴルフで通用する
打法として考えたら、キャリーで300Yと言うのが妥当かと思います。

さて、今の筋肉で若さと丈夫さがあれば300Yは飛ぶのですが、その
技を習うのに数か月から数年掛かります。
癖を抜いたり、できない動きを訓練によって使えるようにするのには
人によって得て不得手があります。

筋肉はそれらの技を楽に動かすためにある程度は必要です。
しかし、ほとんどの方は技が1割で9割は筋肉だと思っているようです。

世界のトッププロ達は現在は筋トレによって筋肉量を増やしており、
確かに痩せマッチョからゴリになりかけている選手もいます。

タイガーウッズが出始めた頃は痩せていましたが、その当時ですでに
300Yをキャリーで超える飛距離がありました。
しかも、昔の飛ばないバラタボールで、43.5インチの短いクラブです。

道具が進化しただの、筋肉だのとマスコミは騒いでいるのですが、実は
そのほとんどは打法にあったのです。

まずはこの飛ばしの技を習得する事がとても重要だと言う事がお分かりか
思うのですが、同時にその動きにキレを出すためには、バット振りは効果
があると思います。
ただ、その効果はどれだけ飛ばしの技に使う筋肉を鍛えているかです。
脚を使わずに打っている人は、いくらバット振りをしても脚には筋肉は
付きません。
要するに手振りの人は手にしか筋肉は付かないと言う原理です。

これを考えてトレーニングすると良いでしょう。
ジムで重いバーベルを持ち上げると腰椎の椎間板には良くないでしょう。
また、靭帯や軟骨は血管がありませんので自然に再生はされません。
筋トレは程度問題ですので、個人の丈夫さによってメニューを作る事が
大切かと思います。


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