2019年7月13日土曜日

腰を早くもどすにはどうしたら良いか


Question

スイングの切り返しで腰を早くもどすと、距離がでますよね。
気持ちは なるべく早くもどそうと思ってはいるのすが、、、
腰(下半身)を早くもどす為には どうしたら良いか教えてください。
よろしくお願いします(o^^o)


Answer

ゴルフはコツを掴めば一瞬でできるようになると考えている方が非常に
多いのですが、ゴルフはそれほど甘くはありません。

今までにない動きを体で表現するのですから、最初は誰も出来ず、出来
るようになるまで自力で訓練によって出来るようにするものです。

まずは基礎を習得し、基本動作を覚える事が基本です。
基礎がないと、必ずどこかで余計な壁に突き当たります。

この切り返しに問題がある方は、恐らく重心移動が出来ておらず、また
バンプの形や力加減が間違っているかも知れません。
まずは基本動作を覚える事から始めないと治らないかも知れません。

腰の開きをいつするかと言うのはタイミングの問題です。
タイミングとはリズムですので、チャーシューメンと言ったリズムで覚
える方法が大変効果的です。

ただ、今の打法はチャーシューメンではありませんので、その打法独自
のリズムを習得し、そのリズムによってどこで切り替えし、どこで腰を
開き、どこで引き落としをするかなどの時間割を覚えて、そのリズムを
訓練によって条件反射になるまで反復する必要があります。

普段の生活ではやらない動きは最初は出来ません。
それをできるようにするにはまず「なぞり」です。

動きをなぞって途中で止まりながらもゆっくりと動かしている間に脳が
その動きのニューロンを作ります。
最初は細いのですぐに消えてしまいますので毎日出来る限り行うと、4
~5日くらいでスムーズに動き出します。

クラブは持たずにここまで行い、慣れてきたらクラブを持ってのスロー
での素振りです。

その素振りを毎日60回21日行うと、ニューロンが太くなってきて思
ったような動きができるようになります。

そして、これを3年間続けているとその定着度が上がって条件反射的な
動きになり、トップまで上がると自然に体が動きだします。

ただ、この間に変更しないこと、そしてズレを修正して最初の動きを貫
く事等が条件となります。

人間はパソコンと違って一度プログラムすれば一生その動きができる訳
ではありません。
いつでもズレ、いつでも忘れ、いつでも崩れますので立ち上げ練習では
必ずこのなぞりやスロー素振りをやって、正しい動きができているかの
確認を毎日でも行ってから球を打ちます。

そして、正しい動きだけしかやらない事です。
試行錯誤が楽しいとか言って遊んでいる人がいますが、一生やってろ!
と言われても仕方がありません。

これでは動きが定着せず、できている動きを崩す一番の原因なのです。
限られた時間と体力の中で遠回りしている余裕はありません。
効率を上げて効果を出さないと上には行けませんので、真剣に取り組ん
でいただきたいと思います。




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