2019年7月24日水曜日

ゴルフは頭なのか場数なのか?


Question

ゴルフは頭が賢いかでスコアが決まると、よくハンデ20の人に言われ
ますが、私はハンデ30のいつも100ちょっとです。

本当に頭なのでしょうか?
プロの方やシングルならわかりますが、その方は、ラウンドを月に6回
行ってるだけのような気がします。
私は月1回です。

頭なのか、場数なのか、ゴルフされてるからどうも思いますか?
私は、レッスンも通ってますし、シングルの方とも練習します。
いろんな情報が欲しいです。
お願いします。


Answer

その方の言われる事も一理ありますが、このレベルでは場数の比重が
大きいかと思います。
ゴルフはある程度までは感覚と経験で上手くなり、またショートゲーム
やパターなどの距離感などはほぼ感覚です。
しかし、技が増えた時にどれを選択するかなどは頭の部分です。

ゴルフには人生そのものが全て入っているとも言われており、その人
の性格が良く分かります。
落ち着いた人は落ち着いた内容のゴルフをしますし、スコアを誤魔化す
人は仕事でも誤魔化します。

ゴルフにはそれなりの準備や堅実性、積極性、忍耐力や攻略法などの
人間性や知能が現れる事があります。

単に振り回して走り回っている間は経験とフィーリングですので、それ
以上に上達する段階になった時には基礎がしっかりとした人や、その
レベルの練習方法によってスコアが決まってきます。

技術を習得しようか、あるいは自分で勝手にやろうかという考え方自体
も頭だと思います。
自分で全てできると過信すると大きな落とし穴が待っています。

ナイスショットで興奮したり、ショートパットでビビったり、ここぞと
言う時にミスを出して寝込むほどへこんだり、ゴルフは人生そのもので
すので、中級あたりからはメンタルな部分が多くなってきます。

何をどう習得するか、どれが正しい動きで何が無駄なのか、あるいは
物理的な原理や心理的な問題などは知能や洞察力などの頭の部分で
単に経験やフィーリングだけではどうにもならない部分です。

上級になるとコースマネージメントやコンディションのマネージメント、
そして体調や経済的なマネージメントも重要になってきます。

その昔のゴルフ界では経験と感覚だけでプロになった人達もいました。
誰にも習わずに上達した人もいるのですが、ゴルフは再現性ですので
小さくまとめれば再現性は上がります。

その時代は260Yも出せればプロで通用していた時代ですので、今の
300Y超が必要な時代とは話が違います。

アマチュアでは260Yも出せれば十分だと考えるのでしたら、経験と
感覚だけでスクラッチになる人も1万人に1人くらいはいるかも知れま
せんが、先人の知恵を習った方が数倍も数十倍も早く上達します。

ショットも寄せも全てが効率の良いフォームで打てるようになったら、
今度はラウンドでの経験値がものを言います。
しかし、寄せなどでフルスイングを小さくして打っていたのでは、いく
ら経験値を上げても上手くはなりません。

その時期に必要な内容や方法で練習する事や、無駄な遠回りをしないな
どは最初から必要な頭の部分と言えるでしょう。




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