2019年7月30日火曜日

アイアンはVの字、FWはUの字?


Question

底辺の形がアイアンはVの字、FWはUの字をイメージしてスイングをしなさい。
と教わったのですが頭の中では分かるのですが、ボールを前にするとイメージ
だけではできません。

なにか現物として、こうすればいいのです。
というようなアドバイスが欲しいのですが、よろしくお願いします。


Answer

はい、確かにイメージだけでできる動きばかりではありませんね。
特に複雑な動きは具体的にその動きを頭で理解し、訓練してできるようにする
と言うのが技術です。

ゴルフは簡単なイメージだけでできるシンプル打法から、半数以上の人ができ
ない複雑な動きの組み合わせで作られた打法などがあります。

このV字と言うのはグリップエンドで球を刺して右肘が伸び切るほど落として
からフィエスを返すという物です。
これはラグと言われる時間差の事で、手とヘッドの間に時間差を作る事です。

その時にシャフトが一瞬だけVの字の片側の線を描く事からV字で打てと言う
ようになったのですが、最初はこの動きを具体的に教えてもらわないと、なか
なかできるものではありません。

この動作は左手首の軟らかさが必要で、ヘッドが遠回りしないような動きです。
このようにゴルフの動作は簡単にできるものだけで組み立てられた打法から
タイガー打法のように難易度が高い物まで、いくらでもあるのです。

特に飛距離が出る打法ほど難易度が高く、脚の動きなどは複雑な動きがあり、
直接習っても数か月間できない事があります。

経験や感覚だけでできると思っておられる方が非常に多いのがゴルフですが、
もうその時代ではありません。

そして、アイアンはVでFWはUの字と言う事自体が間違っています。
この言い方だとウッドの場合には祓い打ちで良いと言う事になってしまいます。
初心者にはこれで良いのかも知れませんが、これでは芯まで届かずに当たりが
薄く、ハーフトップのような打球になってしまいます。

これを解消するにはやはり同じようにVで打ってダウンブローで小さなターフ
を取るくらい打ち込む事です。
これで球も上がり、止まり易くなってスコアメイクができるようになります。

ウッドの場合には球を左足よりに置きますので、軌道円が目標方向に移動しな
ければなりません。
この打ち方を習得しないとウッドでダウンブローに打つ事ができませんので、
基本動作をしっかりと習得して定着させてください。




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