2019年8月15日木曜日

体重をかける位置について


Question

スイング中に体重を掛ける位置で
母指球にかけると、かかとにかけるの二つよく聞くのですが、
どちらが正しいのでしょうか?


Answer

体重を掛ける位置はスイングの位置で変わります。
まず、アドレス時は土踏まずの真ん中です。

良くつま先(母指球)に体重を乗せていつでも走り出せるようにすると
言う指導を耳にするのですが、通常のゴルフではスイング時に走る事は
ありません。

なぜ真ん中かと言うと、スイング中に母指球に体重を乗せたり、カカト
に移動したりしますので、どちらにもすぐに移動できるように真ん中に
するのがその理由です。

また、足のつま先なのかカカトなのかの位置と、体全体の重心位置とは
必ずしも同じではありませんので、分離して考えてください。

テイクバックではトップに行くにしたがって徐々に右足のカカトに体重
を乗せます。
そして切り返し時にはカカトを上げて母指球で蹴りますので、この一瞬
にして体重は真ん中からカカト、母指球へと移動をします。
ただし、重心位置は真ん中から後ろ打席方向に徐々に移動し始めます。

そして切り返し時には左足は真ん中からカカトに移動を始め、腰を開く
際につま先で蹴り、直後にはカカトに移動してフィニッシュです。

このようにタイガー打法のような現代のモダン打法は複雑です。
これは飛距離を効率良く出すための色々な技を組み込むと、このように
難易度が上がります。

飛距離を出さずに安定を優先する場合にはあまり影響がないので、この
ような複雑な動きは必要としません。

打法により、また飛距離によって動作やタイミング、また重心位置など
は違いますので、その打法のメカニズムを習得し、あちこちから部品を
集めて自分で組み立てない事です。

我流ゴルファーはあらゆる打法から自分の好きな事を自分の勝手なフォ
ーマットに当てはめて組み立てて、効率の悪い打法やカッコの悪い振り
方をしていますので、特定した打法の全ての事を習得する事が大切です。




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