2019年8月22日木曜日

スピン量を減らす方法とは


Question

ドライバーのスピン量を減らす方法教えて頂きたいです。


Answer

スピン量とはバックスピンの事ですね。
アイアンはわざとバックスピンを増やしてグリーン上に落としてその場で止め
ますが、ドライバーはできるだけ飛ばしたいのでスピン量を減らします。

ドライバーのロフトは9度や10度程度のフェイスの角度で、水平に当てるだ
けでその角度で球が弾かれます。

ところがシャフトが柔らかいほどヘッドがインパクトの衝撃で上を向き、平均
14度程度で上がるのが理想とされています。

このロフトがある限りバックスピンはなくならないのですが、逆に全くないと
今度は球が浮かずにドロップして落ちてしまいます。

球にはブツブツのディンプルがあり空気抵抗によって球が浮上するように設計
されていますが、このバックスピンが多過ぎると吹き上がって逆に飛距離がで
ません。

一番飛距離が出るのが2000回転~3000回転だと言われ、これはクラブ
のロフト角が大きいほど高く上がってスピン量が増えます。

単純に考えるとロフトの立っているヘッドを使えばスピン量を減らす事ができ
るのですが、打ち出し角があまり低過ぎると逆に飛距離がでません。

従って、フェイスの表面の抵抗を少なくするために、最近のヘッドは雨の時に
水が逃げる程度になり、バックスピンが掛かるほどの溝はありません。

フェイスに油を塗ってスピン量を減らすと言う手もあるのですが、まずは打ち
方をアッパーにする事です。

ドライバーはティーアップできますので、ヘッドが下から上に上昇中に打つ事
ができますので、球を左に置いて、最下点を過ぎた場所でインパクトとすれば
上昇中に打つ事ができます。

上昇中のドライブ回転によって多少ですがロフトのバック回転が軽減されます
ので、スピン量が多過ぎる方はこれで飛距離が伸びると思います。





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