2019年8月28日水曜日

スイングの基本が発見できたかも


Question

ゴルフスイングの基本が発見できたかも・・・
下半身によって、上半身とクラブが振られるような感覚の動きで
振る感じですか?


Answer

はい、簡単に言えばそうです。
下半身の動きによって肩が回転し、その回転によって手やクラブが引っ張られて
打つ事が手打ちではない打ち方です。

ただ、下半身と言ってもどの部位なのか伝わって来ません。
タイガー打法のボディーターンや脚腰の動きを目標にされるのでしたら、まず脚
の使い方、そして腰の回し方を覚えて、効率良く上半身を捻ってそれを手に伝え
ます。

まず脚なのですが、両脚とも曲げた状態から伸ばしたり蹴ったりして上下運動を
するのですが、その運動を腰によって回転運動に変換します。
これはちょうど車のピストンと同じで、シリンダーが爆発によって上下運動をし
てクランクでそれを回転に変換してタイヤに回転運動として伝えます。

したがってエンジンの性能と同じでガタガタとブレたり、余計な動きが入ってい
るとスムーズに回りません。

上半身はテイクバックでは左を縮め、切り返しで右を縮めて回転をさせると、か
なりのエネルギーが胴体にタメられます。

この脚腰や動体の運動によって肩が高速で回り、それに引っ張られて手がクラブ
を動かします。

下半身始動だと言われるのはこのためです。
脚からヘッドまではちょうどムチのように、各部位ごとに時間差があり、捻転や
しなりによってパワーが徐々に上にと伝えられていきます。

質問者さんが感じたのはそのクラブが振られるような感覚で、手で打たない、手
打ちではない振り方ができたのだと思います。

どこまで効率良くパワフルに体が使えたかは別問題ですが、そのパワーが伝達で
きた事は大きな飛躍です。
体全部を使って打つと言う意味がこれで分かったのではないでしょうか。

この動きをメカニズムとして頭で覚えておき感覚的にも忘れないように毎日60
回21日間はその感覚を思い起こして定着させてください。

この作業を怠るとまず翌日くらいまでしか覚えていませんので、3日目にはまた
振り出しに戻っています。
習った動きでも同様に、毎日復習して毎日同じ感覚を味わってニューロンを太く
して行かなければ全くやらなかったのと同じで、その感覚が無駄になってしまい
ます。

また、出来た時の動画を撮っておき、忘れたりズレたりした時、その感覚がなく
なった時にその形に戻すように資料として保管しておいてください。
これが空回りしない秘訣です。

3歩進んで2歩下がるのでは遠回りです。
3歩進んで0歩も下がらず、また3歩進む練習内容と練習量にする事が最短の上
達法です。

せっかくその感覚を掴んだのですから大切にしていただきたいと思います。




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