2019年8月6日火曜日

必ず左に打つ方法は?


Question

当方極度ではないですが、若干のスライサーです。
例えば右は完全にOBや池だったとして、何が何でも右には
行かずに左に球が飛ぶようにしたい時はどんな方法が有りますか?

よく言われるクローズドスタンスや、ヘッドを被せぎみにして
打っても上手く左には飛んでくれず、むしろ若干スライスになって
困っています。


Answer

必ずですか?
まず、必ず左に打つ事はタイガーウッズでも出来ません。
100発100中はゴルフにはありませんので、まずその認識から変えて
いただく必要があります。

そして、それが8割思ったところに打てるようになれば、アマチュアとし
ては最高で、それを9割にするとプロに成れるくらいの確率です。

目標は100球打って80球がナイスショットで思ったところに飛べば
取り合えず最高だと考える事ですが、練習場では100%思ったところに
飛ばなければなりません。

コースでは風や傾斜や景色などの変化によって体が違う動きをしたり
メンタル的なミスが多く出ます。
したがって、練習場では8割思ったところに飛ぶ程度だと、コースでは
20%程度になる事もあるのです。

スライスにならない打ち方を習得する前に必要な事があります。
それはシャフトが長く柔らかく軽いとそれだけでスライスが出るからです。
まず道具で起きるスライスを止めることで、次は振り方の習得です。

効率の良い振り方をしていればスライスなど出るはずがなく、単なるコツ
とか単純な話ではなく、振り遅れなのか、ローテーションが足りないのか、
ヘッドが遠回りしているのか、横降りが酷いのか、マンブリしているのか
スエーしているかなど、その原因を追究して修正する必要があります。

ゴルフを簡単に考えている方が多いようですが、イメージやコツで上手く
なるような簡単なものではありません。
経験と感覚に頼るのではなく、科学的にメカニズムを勉強して理に適っ
た振り方をすれば、キャリー300Yで曲がらない球が試合で9割打てる
ようになります。

まずはシャフトを確認し、メカニズムを習得し、その動作ができるように
訓練して定着させるというステップで完成させてください。





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