2019年9月12日木曜日

ハンドファーストで打つための練習


Question

アイアンをハンドファーストで打つための練習方ってあるでしょうか?
スローで自分のスイングを見るといつもインパクト前に手首がほどけてしまいます。


Answer

スイングにはフォームと言う武道で言う型があります。
この型がいわゆる基本動作で、その通りにすれば自然にハンドファーストになります。

この基本的な動作を習得せずに勝手に振るとリリースが早くなって、ダフりトップが
簡単に出る事になります。

要はどこでリリースを開始するかと言う開始ポイントの位置です。
これは意識とかコツとか簡単なものではなく訓練が必要です。

そもそもクラブの重さはヘッドが4分の3を占めていますので先の方が重く、何も考
えずに振るとリリースが早くなってしまいます。
それをどうやって遅くするかはヘッドの引き寄せやグリップエンドの刺し、そして手
首の柔らかさなどです。

手首を柔らかくと言うのはコック~アンコックの緩みで、左手首を甲側に曲げたり平
側に曲げ伸ばしするのではなく親指側だけを柔らかくします。

これはほとんどの人ができない最初の難関です。
左手首を甲側に曲げる打法では簡単に出来るのですが、その打法にすると今度は軌道
がアップライトになったりトップでクロスになったりで、それなりの球の距離を変え
帳尻を合わせる作業が大変です。

しかし、長年左手首を曲げて固まっている人は、その軌道による角度で当たる位置に
球を置いて当たっているので、逆に手首を治すと他も全て治さなければなりません。
どちらを取るかの選択になるのですが、本人の好みと価値観、そして歴とレベルで判
断すると良いでしょう。

さて、左手首をインパクトの形、すなわち軽く山にした形のまま親指側だけ自由にゆ
れるほど緩々にした状態で打つ訓練に入ります。

ここで1週間でほぼできる人と4か月ほど掛かる人など様々で、ほとんどの人はここ
でかなりの時間が必要になってきます。
同じ左の腕の筋肉で緩めるところと固めたままの筋肉を同時に行う訓練ですので、力
を入れるなら全部入れ、入れないなら全部入れないなら簡単なのですが、一部だけ違
う事をするのはそう簡単にはいきません。

これにダウンスイングでのヘッドの引き寄せとグリップエンドの刺しを組み合わせる
と、ヘッドが後から降りてきて、さらに手をできるだけ左に移動してからリリースす
るという動きを組み込めば完成です。

これによって超高速スイングでもリリースが遅くなってハンドファーストで打てるよ
うになります。

これらの基本動作はミクシーのバーチャルゴルフ教室で紹介しています。

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003




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