2019年9月26日木曜日

スイングなのか道具なのか


Question

ゴルフのアイアンが全く飛びません
譲ってもらった20年くらい前のアイアンを使っているのですが、
飛距離が全く出ません

PWが100ヤード
8番が100~120ヤード
7番が110~115ヤード
5番で120~130ヤードです

ゴルフスクールで8番アイアンのヘッドスピードを測定してもらったところ
38m/sくらいでした
身長は170cmの30代中肉です。アイアンのシャフト硬さはRとあります

ウッドは新し目の中古を買ったのですが、ドライバーで200~230ヤード
3番ウッドで160~180ヤード程度です

アイアンとウッドでこれだけ差が出るのはスイング何を気をつけるべきで
しょうか?
また、アイアンも最近のものにしたら飛距離が出るなんてことはあるでし
ょうか?


Answer

スイングなのか道具なのかと言うご質問ですが両方です。
5番で130Yは芯に当たっていないと思います。
また、20年前のアイアンセットは今ほど番手ずらしをしていませんので
PWが50~52度のロフトだったと思います。

この計算だとPWで100Yは悪くありません。
しかし、その割合では5番は150Yは出て良いはずですが出ないのは恐
らく芯に当たっていないからです。

ドライバーで200~230Yは普通ですので、あとは飛ばしの技を習得
し、精度を上げていけば問題はないと思います。

最近のアイアンのロフトはPWで44度くらいまで立てて飛ぶアイアンと
して昔の8番くらいのロフト角にしてしまいました。
これを番手ずらしと言うのですが、そのために1番や2番アイアンがなく
なってウエッジが増えたのです。
52度、48度と言うウエッジが出回っているのはそのためです。

そしてさらに7番で180Y飛びますと言って売り出したメーカーがあり
爆発的に売れたので他のメーカーも右へ習えで、4度間隔だった物が5度
とか2度という変則的なロフト角になってしまい、10Y間隔の飛距離が
出なくなってしまったのです。

これは飛べば良いというバカな発想で素人は飛びつくのですが、スコアメ
イクするには逆にそれが邪魔になるのです。
PWが110Yなのに9番は130Yと言うセットがあって、間の120Y
のクラブがないのです。

こういうデタラメなセットを売っているのがクラブメーカーで、売れれば
何でもやるのです。
メーカーは良いクラブではなく売れるクラブしか作らないのです。

これは買う側にも問題があります。
腕を磨こうとせず道具で誤魔化そうとしているからです。

どれだけロフトを立てても芯に当たらなければ飛びません。
昔のセットでも60台を出していた人は大勢います。

今のセットで10Y間隔で飛ぶように練習をし、70台が出せる時期にな
ってから考えても遅くはありません。
今自分を甘やかせて何もせずに飛ぶ経験をすると道具依存者になる可能性
があり、毎年ドライバーを買い替えている人が大勢いるのです。

どんなクラブでも真芯を外さなくなるまで練習です。
道具でスコアは買えません。
しっかりと腕を磨く事を最優先するべきだと思います。





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