2019年9月29日日曜日

トップ位置について


Question

自分のゴルフのスイングを動画撮影し、見てみるとトップの位置が極端に
低くいスイングをしております。

レベルは、すこし前に100を切り、現在は90前半で回ります。

更なる上達を目指して、現在のスイングのトップの位置の修正に取り組み
始めたのですが、スイングの軌道がかわりボールをとらえられなくなりました。
(元のスイングにすると打てます。)

今のままのスイングでいくか、トップの位置を修正した正しいスイングを身に
付けるか迷っております。

よろしくお願いします。


Answer

トップでの手の高さと深さ、そして前後左右の位置など、トップはどこに上げれ
ば良いのか分からない人がほとんどかも知れません。

まず、深さではなく手の高さは違っていてもさほど大きな問題はありません。
肩と同じくらいに低いとドライバーとしては低すぎるのですが、フィナウやラー
ムのようにわざと低くして打っているトッププロもいます。

もともとフィナウは高校生の頃には400Yほど飛ばしていたのですが、プロ入
りして方向性を高まるために、トップの手の高さを途中で止めてヘッドの深さを
浅くして飛距離を減らして上位に来るようになりました。

ただ、どちらの高さや深さも同じプレイン上にあって、どちらも打ち分ける事が
可能です。
ちょうど、アイアンを打つ時のように番手によって同じプレイン上で浅くするか
深くするかで当たっていますので、その原理で当たるはずです。

手の高さが高いと縦の力が強くなります。
体や脚を十分に使って横の回転が速い人は、トップの高さを低くすると縦の力が
足りなくなる事もあって、その位置はその人の打ち方で決めるのが理想です。
同じように上げても、手の長い人と短い人ではトップの高さは変わりますし、ま
た、アップライトかフラットでも高さが変わります。

アイアンで上げている延長上に高く上げればミートするはずですが、深く上げよ
うとすると軌道を外れて恐らくですが内側に入ってしまうかも知れません。
鏡で良く見ながら深くした時に軌道を外れていないかどうかの確認が必要です。

どちらが良いかは実際に診てみないと分かりませんが、手の位置はPWで肩の上、
ドライバーで頭の当たりというのが一般的で、どこかに決めておくと修正が楽に
なります。

そして大切なのは、毎回同じ位置に上げると言う事です。
しかも、どの番手もその番手の高さに毎回上げる事です。
全てのクラブが体に対して同じ角度でダウンスイングした時に当たれば完成です。

その原理が分かる人に診てもらって、どちらが効率が良いかの判断を委ねると良
いかも知れませんね。




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