2019年9月4日水曜日

飛距離は伸びたが空振りする


Question

ゴルフを始めてから7年ほどです。女です。平均スコアは100前後です。

初心者の頃から5年ほどは空振りなどした事は殆どありませんでした。
飛距離が全く無くドライバーで120ヤードがせいぜいでした。

飛距離を伸ばしたいとトレーニングしたりレッスンを受けたりして
何とかドライバーで170~180ヤードは飛ぶようになりました。

しかし、ここ1年ほどラウンド2回に1回は空振りをするようになりました。
飛ばしたいという気持ちがそうさせるなかと力を抜くようにとかヘッドアップ
がとか色々考えたり調べてみましたが治る兆しが見えません。
ゴルフするのが嫌になりそうです。

スイングを直接見ないと分からないと思いますが何か原因や対策、
直すようなドリルなどありましたら教えて下さい。
レッスンについてはスクールが潰れてしまったので現在は受けていません。
よろしくお願いします。


Answer

打法の難易度と飛距離はほぼ比例します。
そして飛ばすほど高い精度が必要になってきます。

飛距離が出る打ち方はそれなりに多くの部位を使い力を使っている事で、そ
の分ブレ易くミスが出やすいのは事実です。

120Yが180Yになったのは凄い進歩です。
これはスイングを改造したに他ならず、新しい動きが入っている事でその動
きに関してはまだ初心者です。

ご自身は7年もやっているので初心者ではないと思っておられるようですが
新しい振り方は全くの初心者だと言う事を認識して下さい。
たとえ動きが同じだったとしても、力加減が変わったりするだけでタイミン
グが変わりますので新しい振り方となるのです。

ゴルフスイングに限らず、普段の生活にない動きで行う事に関しては、それ
なりの定着期間が必要です。
ゴルフに関してはその動きが完全に全部できるようになってから3年間ほど
の定着期間が必要です。

全ての部位が同じタイミングで同じ力量で、正しい方向に毎回同じに動いて
始めて球に当たるのであって、それが練習場で100回に99回出ていたと
しても、残りのミス1回がコースで出るのです。

しかも、その定着期間中にはズレたり忘れたりするので、まともに3年間も
同じ事が出来ない人がほとんどです。
したがって、ズレたまま打っていると、その時点からまた3年間は定着期間
が必要ですので、生涯固まらない人が大勢いるのです。

これに気が付いた人はズレを修正し、忘れたのを思い出し、小さくまとめて
スコアを伸ばしてシングルくらいには成れるのですが、それでも一握りの人
しかそこまでは行けず、行っても維持できず、グルグルと同じところを回っ
ているのが現状です。

ゴルフは理想の動きが出来たらそれで良い分けではありません。
それを定着させるために全く同じ事を長年続けなければならないのです。
その間にどんどん動きが変わって行きますので、それを修正しなければ維持
が出来ないのです。

これをふまえて、せっかく飛距離が出るようになったのですから、その動作
を定着させてしかも崩れないように維持する事が大切です。

空振りほどの違った動きが出ると言う事はアライメントの可能性もあります
ので、アドレス時の肩の向きと足の向きをどのホールでも必ず合わせるよう
にしてみて下さい。



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