2019年9月10日火曜日

コースでは当てに行ってしまう


Question

ゴルフコースと練習場で明らかにショットが違います

キャリア15年程ですが、練習場では納得できるショットが出るのですが、
コースに行くと、特にドライバーが練習場のように打てません

腰が引けていると同伴者に言われます
良いショットも出ますが、かなり違うと言われます、
当てに行っているそうです

メンタル面での問題と思いますが、良い方法があればご教示ください


Answer

これは良くあるメンタルの問題だと思います。
上達する途上ではいくつかの壁があるその一つです。

この壁は人にもよりますが、まず素振りと本振りの間、室内と屋外の間、屋外
練習場とコースの間、そして練習ラウンドと試合の間などいくつかあります。

人間はメンタルで違う事をしてしまうのですが、これは違う打法が違うフォル
ダーに入っており、それが定着して一つの引き出しとして存在し、ちょっとし
た事でいつでも出て来るのです。

当てに行く打ち方や置きに行くなど、色々と言われるのですが、安全に飛距離
を落として打つなどの器用な対応をするので、それが一つのフォルダーとして
保存されていると言う事です。

練習場でのスイングも同じように別名で保存されているのですが、練習場では
そちらが簡単に開くのですが、コースになると置きにいくフォルダーが自然に
開いてしまいます。

この原因はメンタルです。
本来のフォルダーを開けるスイッチを押さなければならないのですが、それが
怖いので開けられないのです。

これはいわゆる臆病と言う病気です。
度胸がないだけで、一度この壁を超えてしまえばどうと言う事はないのですが、
その思い切りに慎重になっているだけで、ほとんどの人が通る道なのです。

これを破るには開き直りです。

OBを出すと死ぬのでしょうか?
いくらOBを出そうが、チョロをしようが死ぬわけではありません。

人間、死ぬ事以外は全てかすり傷です。
何カッコつけて安全に打っているのでしょうか?
そんな下らない事でビクビクしていてどうするのでしょうか?

一度、ロストボールを30個くらい持って、今日はOBで全部失くして来るぞ
と決めてコースに行って思い切り振り回してみてください。
これで怖さがなくなります。

周りの目が怖いのは自分に自信がないからです。
練習場と全く同じ事をすればいくらでも良い球が打てるのですから、それをコ
ースで出せないはずがありません。

自分はチョロしてOBを出すゴルファーです! と宣言し、どれだけ叩けるか
みんなに見せてやると言う気持ちでプレーし、周りの人の期待をなくしてハー
ドルを下げるのです。

チョロをする自分が許せない人はプライドを捨てる事です。
チョロはしない人間だと思っているから怖いのです。
いくらでもOBを出しますよ!、いくらでも空振りする人間ですよとみんなに
見せる積りで振り回せば良いのです。

15年も歴のある方なら意外に球はなくさないものです。
コースで思い切り振れればそれで自信が付きますので、いままでのゴルフはな
んだったのかと思えるほど一度に変わります。

カッコ付けない、背伸びしない、偉そうな顔をしないことでこの壁をぶち破っ
てください。




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