2019年9月25日水曜日

筋トレで HS が 40 ~ 45 になったのですが


Question

スイングスピード、ヘッドスピードを上げる筋トレを教えてください。
私は三十代で、身長が178センチ、体重75キロ、マン振りのヘッド
スピードが45くらいです。
腕前は120叩くこともあるような下手くそです。(^^)

以前はマン振りで40程度でしたが、筋トレを少ししたら45になりました。
このことから、ゴルフは筋トレが大事だと思っています。
現在筋トレは懸垂をやっています。

懸垂以外に有効な筋トレはありますでしょうか?
ゴルフじゃなくても、野球の知識でも構いません。
使う筋肉は似てると思われますので。


Answer

恐らく今までは使っている筋肉を鍛えたのでHSが上がったのだと思います。
そして、それらの筋肉だけで打っているのでそろそろ限界が来たのかも知れま
せん。

ただ、その筋肉をもっと増やせば飛距離は伸びるのですが、今度は体を傷める
事になる可能性がどんどん高まる一方です。
それは鍛えられない腱や靭帯です。

筋力だけは増えるために、逆にそこに負担が掛かり過ぎて傷めることは充分に
ありうると言う事です。

さて、使っている筋肉を増やしたお陰で飛距離が伸びた事は事実です。
では、今度は使っていない筋肉を使っては如何でしょうか?

今までのスイングに使っていない筋肉がまだまだ沢山あるはずです。
アメリカツアーの平均は50で、飛ばし屋は60を出すと言う情報があります。
皆さんが仰っているHSはほとんど上乗せされた数字ですので45と出ても実際
には40ないことがあります。

スイング速度を上げるためには肩の回転や腕の力だけではありません。
飛ばしの技は15種類ほどあって、全身の筋肉を使います。
その全身の筋肉を使った打ち方をまず習得し、その全身の筋肉を鍛えればまだ
まだ飛距離は伸びる事になり、また、負荷が全身に分割されますので怪我の危
険性も一部の筋肉だけを使うよりは低いのです。

横の回転はまず肩だけではなく腰の開き、左脚の蹴り、右脚の蹴り、スクワッ
トジャンプや両脚で地面を挟むなどでまだまだ回転を速める事は可能です。
スイング速度はこれに体の弓を使って大きな筋肉にエネルギーをタメ、その解
放とそれぞれの部位の時間差であるムチ効果によって回転が速まります。

そして、HSを上げるのはクラブの動きです。
レイトヒティング度を上げる引き寄せや後ろ倒しなどで短く高い風切り音が出
る振り方です。

また、引き落としや落とし押し、さらに押し込みなどまだまだ使っていない筋
肉が沢山あるはずです。

まずは、それらの全身の筋肉を使った動作を習得して使う部位を増やす事だけ
でも飛距離は伸びますし、今度はそれらの使っていなかった筋肉を増やす事で
タイミングが合って効率が上がれば400Yは出る事になります。

ただ、体の丈夫さは人によって違いますのでその限界を超えない範囲でのスイ
ング打法の組み立てが大切なことと、方向性や再現性を高めるために、各部位
の力を半分ほどに落として組み立てる事が大切で、それでも300Yはキャリ
ーで飛びます。

質問者さんの考え方は脳みそまで筋肉にしようとしている印象がありますので、
ここは脳みそを普通に使ってロジカルにそして効率の良い世界のトッププロの
振り方を習得してみては如何でしょうか?

http://mixi.jp/view_community.pl?id=5157003 

https://www.youtube.com/channel/UCT_dznw1kYSU-CfKnYEI_LA/






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