2019年10月13日日曜日

ハーフショットの距離は?


Question

ゴルフで、小さいクラブでスイングを大きくするよりも、
大きいクラブでスイングを小さくする方が、距離は同じでも、
後者の方がミスが少なくてオススメなのでしょうか?

例えば9番アイアンの3クオーターショットは、何番アイアン
のフルショットに匹敵するのでしょうか?

例えば9番アイアンのハーフショットは、何番アイアンの
3クオーターショットに匹敵するのでしょうか?


Answer

その通り、長いクラブで軽く打った方がより正確にそして安全に打つ事ができ
それをコントロールショットといいます。
これは飛距離やバックスピン量を少なくすると言う意味です。

欧米のプロはほとんどがこのコントロールショットで120Y以内はアプロー
チしており、グリーンを目の前にしてプッシュや引っ掛けなどが起きない様に
その対策としてこれを使用しています。

しかし、グリーンがあまり硬い競技設定ではこのコントロールショットは止ま
らない事があります。
また、軟らかい設定でフルショットをすると戻り過ぎてピンからどんどん離れ
て行ってしまう事があります。
理想は落ちた所で止めるショットです。

飛距離は通常アマチュアは9番が140Yだったとしたらコントロールショッ
トは120~130Yです。

しかし、キャリーで300Yも出すプロは9番で160Yだとするとコントロ
ールショットは同じように120Y程度になって40Yほどの差がでてしまい
その間が欲しくなります。

フルショットが160Y、コントロールショットのハーフショットが120Y
だとしたら、その間のスリークオーターショットが140Yと言うように、
個人差はありますが、第二のコントロールショットを引き出しとして持ってい
ます。

これによってグリーンが硬い、普通、軟らかいと3種類に分類して、その時の
設定に合わせたショットを打つ事で着地してその辺りで止まると言う球が打て
るのです。

プロでも短いクラブで失敗したり、またバックスピンで戻り過ぎたりすると計
算ができなかったりでフルショットはグリーンが柔らかい時には危険な事があ
ります。

フルショットは全身を使って打つとしたら、ハーフショットはその動きの半分、
そして、スリークオーターは4分の3の動きを入れたショットにする事でその
距離を出す事ができます。

ただ、ハーフショットが使えるのは8番アイアンくらいで、それ以上は途中か
ら右に曲がりますので、スリークオーターショットでもせいぜい、6番アイア
ンまでくらいしかほとんど使いません。

これ以上の距離はまずグリーンで止まらなくなりますのでフルショットで止め
る必要があるからです。

パー5の三打目などはほぼこの距離ですので、ゆったりと正確に打つ事でまず
最初にバーディーが取れるようになり、次に短いパー4でもこの距離が残れば
バーディーが取れるようになります。

ただ、日本のプロはコントロールショットはほとんどの選手が使わないと丸山
選手が解説していましたので、アマチュアの方はレベルによってはあまり必要
がないかも知れません。





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