2019年10月3日木曜日

インドアゴルフ練習場の設備


Question

最近ゴルフを始めようと思い、東京都内で通勤や生活の導線上にある
ゴルフレッスンの体験レッスンをいくつかまわっています。

インドアゴルフレッスンの設備に、「自分のスイングが見れる」設備と
「打ったボールの軌道や距離が分かる」設備がありますが、初心者にとっては
どちらの設備がある方が良いでしょうか?


Answer

最近は室内で色々な器械がおいてあるところが随分と増えました。
やはり自分がどういう動きをしているのかや、効率良く振っているかなどは分
かりませんので、室内はそのような装置があると便利です。

問題はまだ基礎もできていない、理想が何であるかも分からない初心者はそれ
らを使いこなせない事にあります。

格闘ゲームのように体験だけで何度も殺されてはリセットし、学習して強くな
ったりするのと同じ感覚でゴルフをされようとしていませんか?
ゴルフは偶然に当たる事が多いので、それで修正ができたと勘違いし、それで
上達したと思ってしまう事があるのです。

何度も打って学習してやっと当たるようになっても、今度は方向が定まらず芯
を外しショートしたり途中でカーブしたりをどうやって修正するかです。

それにはこの球が出た時はどこをどう修正すると治るのかの修正法を知る必要
があり、その数は覚えきれないほどあります。
これらの器械は基本動作が本当に出来ているかどうかの確認のためにあります
ので、まずはその基本動作を習得する事が先です。

また、常に芯に当てるにはどうしたら良いのか、飛距離を伸ばすにはどういう
動きをするのかなどのノウハウを知らずにただスクリーンを見ていてもあまり
意味がありません。

ご自身のスイングを見てどこが悪いのか分かりますか?
分かったとして、今度はそれをどうすると修正できるのか分かりますか?
また、弾道測定器を使って自分のどこを修正すると飛距離が伸びるのかなどが
分からないのでは役に立たないのです。

まずは基本動作を教えてもらい、その通りにできているかどうかの確認をする
ために自分の姿が見れる装置がある打席で練習し、間違いなくその形が出来、
軸のブレがなくなり、8割以上が使える球になったら今度は弾道測定器を使っ
て効率を上げる練習、方向調整や精度を上げる練習、そして定着練習をすると
良いと思います。

そして、そこでいくら打っても真っ直ぐに思った飛距離が出るようになったら、
今度は屋外の練習場に行って練習されると良いと思います。
測定器などは計算で出しますので正確性に欠け、風などの計算は入っておらず、
室内からコースへ直接行くにはちょっとギャップがあり過ぎるからです。

最近はどちらの装置もあるところがあり、そこでスクールもやっていますので、
良く探されると良いでしょう。







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