2019年10月9日水曜日

スリーパットのオンパレード


Question

スリーパットのオンパレードで毎回少なくとも5打以上はしょーもない無駄な
パットをやらかし続けてるため、そろそろパットの探求を始めようと思います。

さらっとYouTubeとかみましたが、いまいちピンときません。
まずグリーンがよみきれません。よく反対によみます。
一応グリーンに近づくときに全体の傾斜は見ます。
距離感も方向性もいまいち。
手打ちじゃなくて肩で的な話もありますが、特に体のどこを意識してるとか、
どんなイメージもってるとか、そのあたりを教えて頂けると嬉しいです。


Answer

問題は距離感とライン読みだと思います。
これは初心者であれば当然の課題で誰もが通る道です。

まず距離感ですが、指導のほとんどは見た目で判断し、その距離を勝手に手が
動いてくれるとか輪投げのように見た目で判断するとあります。

ところが、初心者の場合はその感覚がありませんし、その感覚が身に付くまで
には時間が掛かります。

そこで、まず基準となる打ち方を身に付ける必要があります。
その基準とは5歩の距離を15cmのテイクバックで打つとちょうど良い力と
速度の練習です。
これは12cmでも20cmでも良いのですが、どこかに決めて毎日練習し、
その距離を毎日打って強さと速度を定着させます。

これが基準です。
5歩で15cmの基準ができたとすると今度は25cmにすると10歩、35
cmにすると15歩の距離という具合に法則性があります。
球から右足の内側までが15cmだったとすると足の外側まで上げると10歩、
もう一つ分を足すと15歩分の距離になると言う事です。

そして、この基準の距離が打てるようになったらコースの練習グリーンでその
基準通りに打ってみます。
そして、同じ力と同じ速度で打って6歩分転がったらそのコースのグリーンは
速い、4歩だったら遅いと判断しスタンス幅を決めます。

ただ、午後になって速度が変わる事があります。
午後もスタート前に同じ事をしてから出るようにします。
朝方まで雨で乾いて来ると速くなり、夕方に芝が伸びると遅くなったりとその
日のうちにも速度が変わる事があります。
ラウンド中に雨など降ればその場で遅くなりますのでスタンス幅を広げます。


ライン読みは傾斜が周りの景色で分からなくなる事があります。
したがって、クラブを吊り下げて垂直を出す方法でまずカップ辺りの傾斜を見
て徐々に1mおきに傾斜を見て球まで辿り着くとどちらに傾いているか、ある
いは途中で逆になってS字で傾斜しているなどが分かります。

初心者はとにかく3パットをしない事ですので、方向よりも距離を合わせる事
が重要ですので、50cmなら一回で入れる、それ以上は入らなくても良い、
そして5m以上は近くに寄せるだけの距離合わせをすると3パットがなくなり
ます。

特に10mもあるパットは練習です。
50cm以内に止める練習をする事で3パットがなくなりますので、方向は球
に線を書いておき、大体で良いので打つ時には距離に集中する事です。
また、人のラインを見ている事、そして自分の打った球がカップを過ぎてから
どう曲がったかを良く見て返しに失敗しないようにするなどがあります。

大切なのは同じコースに何度も行ってラインを覚える事です。
これはプロが試合前に練習ラウンドで全てを書き込んで調査するのと同じ事を
すれば良い話ですので、直観や動物的感覚など今更どうする事も出来ない事に
拘らず出来る事は全てする事です。

まずはこのように計算で距離の大幅な誤差をなくし、経験によって距離感が身
に付くまではそれで打てばスコアーはかなり良くなるはずです。





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