2019年11月1日金曜日

グリーンに 落ちてから右に転がる


Question

ウェッジで打った後、ボール自体はまっすぐ飛んでいるのにグリーンに
落ちてから右に転がる事がちょくちょくあります。

どんな打ち方がこのようなボール挙動になるのでしょうか。


Answer

一番影響が強いのは着地した地面の傾斜かも知れません。
その傾斜度や球の横回転数によりますので、これだけの情報ではどちらとも
言えません。

どの程度曲がるかは経験から身に付くものですが、初期には傾斜なのか打ち
方なのか良く分からないと思います。
バンカーなどはカット打ちをしていると、出てから右に転がって行く経験を
良くしますので、自然にピンの左に落とすようになります。
これは経験から身に付く事で、打つ前に球筋が見えて来るものです。

フルショットも同じで打ち方が定着して実践での経験が増えると、自然にこ
の曲がり具合や落ちてからどのくらい転がるかなどは覚えて行きます。

傾斜がなく、平なグリーンにも関わらず右に転がる場合はフェイドやスライ
ス回転が掛かっていると言う事ですので、その曲がり具合を覚えておき、そ
の分だけ左右を狙う事で調整します。

ただ、どのくらい曲がって転がるかの計算がグリーンの硬さによって違う事
から、ストレートの横回転が掛かっていない球を打つ事で簡素化できます。

プロが良くグリーンの真ん中に落として、バックスピンで左手前のカップに
入れる場面を見る事があります。
これはドロー回転とバックスピンの両方を意図的に掛けて打っている結果で
すので、将来的にはその打ち方も視野に入れておきましょう。

ここで大切なのは、フックやスライスではなく、ドローやフェイドを意図的
に打つ方法です。
これもワンスイングの原理から、ストレート球や軽いフェイドを基準として
スタンスとフェイス面だけで両方とも打つ事です。

真っ直ぐにエイミングして、自分のスイング軌道を変えてドローやフェイド
を打つ方法は、その日の調子や感覚のズレで上手く行かなくなりますので、
一種類の軌道でセットアップで打ち分ける方法にする事が大切です。




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