2019年11月10日日曜日

急激に上達する事ってありますか?


Question

ゴルフで何かをきっかけに、急激に上達する事ってありますか?
あるとしたらそのきっかけ(要因)はなんなのでしょうか?


Answer

まず、上達という意味を統一したいと思います。
今回はスコアが良くなるという、極当たり前の基準で考えてみましょう。

スコアメイクに一番大切なのでショットの安定です。
このショットは再現性ですので定着度によって差が出ます。

たとえば、ショットが安定している場合はパーオン率100%となります。
FWの左右、ピンまでのアングルが良い位置に落とし、グリーンの真ん中を狙っ
て打ってパー4は全て二打で乗せる事ができ、パー3は一打で、またパー5は
2打ないし3打で乗せる事ができれば寄せなどの小技などは一切必要ありません。

ショットとパターだけでスコアメイクできる段階になったら72のパーで回る事
が可能となります。

この状態までにするのに何が必要か、またそれ以上良くするには何をするのかの
お話になるのですが、大多数の方のために前者のお話をしましょう。

当然小技は必要です。
プロでもパーオン率100%を毎回出せる人はまずいません。
平均70%もあれば良い方です。

したがって、寄せの技術やトラブルショット、バンカーや深いラフからの打ち方
などもマスターする必要があるのですが、単純にショットを安定さ、3パットし
ないようにすればイーブンで回れ、運が良ければバーディーが取れてアンダーで
回る事も可能です。

では、どうするかです。
どうすれば100%に近づけるかですが、一時期急激にスコアが良くなる時があ
ります。
それはショットが定着した時です。

ショットの安定は同じ振り方をして1年半もすれば80点になり、さらに1年半
同じ振り方をしていれば90点になります。

この90点の定着度になった時にはほとんどグリーンを外さなくなります。
ゴルフがこんなに楽なのかと思える時期です。
この時期には毎回ベスト更新など、どんどんHCが下がって行きます。

さて、そこで問題なのはいかに3年間も同じスイングをするかです。
スイングは突然忘れる事がありますので、まずそれを無くすこと。
そして、スイングはズレますので、それを常時調整して元に戻す事などの維持す
る事が必須条件となります。

この3年間はいつ崩れてもおかしくない時期で、極めて慎重にかつ丁寧に練習を
行わなければなりません。

スイングはメカニズムを頭で理解し、型を反復して頭と体の両方で覚える事、そ
してズレをすぐに診断してどこがどうズレたのが、あるいはそれを修正する修正
力を付ける事で維持する事が可能となります。

体は突然どう動くのかを忘れて真っ白になる事があります。
特に、スイングが出来上がった直後は毎日でも思い出して反復しないと維持する
事ができず、何かの動作を忘れたまま数週間も数か月も違う事をしてしまって正
しい動作を定着させる事ができません。

3年間で90点のスイングができますが、それは無駄のない効率の良い練習や修
正などを繰り返す必要があります。

診断能力や修正能力などはなかなか習得するのが困難で、プロでも自分では治せ
ない選手が非常に多く、崩れて転落する選手が後を絶ちません。
3年過ぎてもこのズレや突然真っ白と言う事が起きますので、プロはコーチを雇
って対処しています。

急激にスコアを良くしたいと思っておられる方が多いのですが、偶然当たるのを
待って闇雲に練習していてもその黄金期は来ません。
また、ズレたまま練習しているといつまで経っても理想のスイングは定着しない
のです。

帳尻合わせや応急処置などで今すぐに小さくまとめてスコアを良くしようと考え
ている方が非常に多いのですが、その都度帳尻合わせをしているとスイングがど
んどん変わるだけで30年経っても定着しないのです。

本格的に上達法を勉強し、徹底してその通りにされる事で誰でもパープレーくら
いはできますので、そのノウハウを高橋塾で入手しては如何でしょうか?





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